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幸福論 (第1部) (岩波文庫)

出版社 岩波書店
著者 ヒルティ 草間 平作
出版日 1961-01
書評
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Amazonレビュー
幸せとはどんなものを言うのか、どんな考え方をすれば幸せになれるのかを考えさせられる本
どの本か忘れましたが、この本に影響を受けたと
書かれていた本があり、この本を手にとりました。

すでに3部購入しており、順次読んでいきたいと
ワクワクしています。

その1部を読みました。

※幸福論という言葉に引かれ、他の著者が書かれた
幸福論というタイトル本も数冊購入してしまいました。
あとで読んでみます。

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■幸せ
幸せ=創造+成功
自分が作り上げ、それを認められ、成果を上げ、
成功することが幸せだと、この本を読んで私は
感じました。
生理的欲求を満たされたあとは、
自分が他人から承認される欲求を満たされる事が
うれしい事となります。
自分も自尊心を認められる事(褒められる、認められる)と
うれしいものです。

■行動
思い切って自分から行動することが、幸せへの
一歩である事を学びました。
あきらめず、目の前にあることから、
繰り返し挑戦し、一生懸命頑張る事で
一つずつ壁を乗り越え、目標に近づくことができます。
私にとってはこのブログ(ビジネス書、自己啓発書の書評)を
続けていく事も一つの行動です。

■自分の力の及ばないものを変えることはできない
他人、未来、死など・・・。
自分の力で変えることができません。
これを無理やり変えてやろう、
他人の意見を変えてやろうなどなど・・・
を行うと、さらに上を目指そうなどと思い、いつまでたっても
自分の欲求は満たされませんし、不満ばかりたまります。
自分の自由を削ってまで、変えられない事に時間を費やすのは
ばかげています。
力の及ばないものを無視、軽視することで
自由を得る事ができます。
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これを読んですぐ幸せになる本ではありませんが、
幸せとはどんなものを言うのか、
どんな考え方をすれば幸せになれるのか
を考えさせられる本でした。
引きこもりスレスレだった私の中学時代の人生を支えた本
 学校には通っていたものの、宿題もやらず、テストは受けるだけ、午前様まで人生について考えて授業中寝てばかりだった中学時代後半の私の人生を支えた本である。
 私も、自分で製本して擦り切れるまで読んだ一人である。
 第1巻は、第2巻以降ほどには宗教色が強くないので、多くの人になじみやすいだろう。冒頭の「仕事の上手な仕方」は、昔はドイツ語の教科書にも使われた名エッセイである。

 「仕事の対象を分散させ、一度にでなく、少しずつ、代わる代わるにやるのがいい」
 「働きの喜びは、自分でよく考え、実際に経験することからしか生まれない」
 「わがスイスの美しい谷々は病院ばかりになったが、この病院もやがては、この安らぎを知らぬ多数の人々のために一年中開業することになるであろう。彼らはここかしこに休息を求めて動き回るが、どこにもそれを見出さない……なぜなら、仕事の中に休息を求めないからだ」
 「よく働くには、元気と感興がなくなったら、それ以上強いて働き続けないことが大切である」
 「あすはひとりでにやってくる。そして、それと共に明日の力もまた来るのである」
 「本当の勤勉は、ただ休む暇もなく働き続けることではなくて、頭の中の原型を目に見える形に完全に表現しようという熱望をもって仕事に没頭することである」

 私は、この本から、およそ19世紀までのヨーロッパの文学や哲学、政治や社会や歴史についての道案内をしてもらったという思いが強い。
 ヒルティは、基本的にはカルヴァン派的なプロテスタントの信仰の正統派の枠を守ってはいるが、ヒルティ個人にとっての神は、教会の儀礼的な祈りの世界にはなく、あくまでも自分の内なる声としての神との親しい交わりの世界にあった。そのことに気がつく時、同じスイスの生んだ後続世代、ユングのいう「たましい(Seele)」との真摯な関わりを思い起こさせるところがある。「超越機能」とユングが呼んだものと実は驚くほど接近した世界を内包しているように思えてならない。
仕事について
1巻は仕事の仕方について書いてあります。
個人的にはアランの幸福論よりずっとイイと思います。
ヒルティの幸福論を3巻読んで損をしたと思う人がいたら、代金は返しましょうと言いたくなる。そんな本です。
私の人生観を変えた書
 本書は初めて私が自分の人生観を変えるほどの影響を受けた本であり、私が自己形成の上での読書の役割を身に染みて感じた最初の本である。私は常に本書を携帯し、ぼろぼろになってもテープで補強したりしながら繰り返し読み続けた。本書のお陰で、私は日々の生活の中で初めて内省する時間を持つようになったのである。

 本書はキリスト教信者であり法学者であるヒルティが、幸福の源泉とは何か、そして日々自分を律してゆくためにどのような心構えを持てばよいかについて説いたものである。ヒルティはまず、人間の幸福は暇や休息にではなく仕事の中にこそあると断言する。そして幸福とは、仕事の種類には関係なく、特定の人に対する責任感や愛情からなされ、創造と成功をもたらすような不断の仕事の中にこそあると説く。さらに、ヒルティは仕事を極めてゆく上でくじけたり怠慢になりがちな読者を導く様々な助言を続けてゆく。大きな仕事をこなしてゆく技術、習慣の活用の仕方を始めとして、落ち着いて前向きに作業に取り組むのに役立つストア学派のエピクテートスの格言集の紹介など、本書は主に精神労働を行う人々をはじめとして、心の平静を取り戻したい人々に対する助言に満ちている。

 あえて難点を挙げれば、議論が少し抽象的であり、そして文章が少々難解である。そして心の幸福感を重視するためか精神論に傾いており、最近の自己啓発書などと比較すると、方法論としては具体性に欠ける面もある。また、他者とのかかわり方に対する助言も十分とはいえない。それらを求める読者にとっては、物足りない部分もあるかもしれない。

 それでもなお、本書にはいたるところに何度となく読み返したくなる提言がちりばめられている。これらの提言は今でも色あせず、年を経るほど深く私の心に響いてくる。
 その意味で、本書は自己啓発の分野で最も人に勧めたい本のひとつである。

幸福の基本
カール・ヒルティは1833年生まれの法律家ですが、彼の幸福論は、変化の激しい現代社会においても、幸福に生きるための基本書として、読み返して心に響きます。

本書にある多くの名文から、あえて一つだけ、私の好きな一節を紹介します。

「世にはわれわれの力の及ぶものと、及ばないものとがある。われわれの力の及ぶものは、判断、努力、欲望、嫌悪など、ひと言でいえば、われわれの所産の一切である。われわれの力の及ばないものは、われわれの肉体、財産、名誉、官職など、われわれの所為でない一切のものである。われわれの力の及ぶものは、その性質上、自由であり、禁止されることもなく、妨害されることもない。が、われわれの力の及ばないものは、無力で、隷属的で、妨害されやすく、他人の力の中にあるものである。」

「それゆえ、きみが本来隷属的なものを自由なものと思い、他人のものを自分のものと見るならば、きみは障害に会い、悲哀と不安におちいり、ついには神を恨み、人をかこつことになるであろうことを忘れるな。これに反して、きみが真に自分の所有するものを自分のものと思い、他人のものを他人のものと認めるならば、だれもきみを強制したり、妨害したりはしないであろう。きみはだれをも恨まず、非難せず、またどんな些細なことも自分の意志に反してなす必要はないであろう。だれもきみを害せず、きみは一人の敵をも持たないだろう。そして、きみの不利となることは一切、起きないだろう。」

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