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iPhoneをつくった会社 ケータイ業界を揺るがすアップル社の企業文化 (アスキー新書 (073))

iPhoneをつくった会社 ケータイ業界を揺るがすアップル社の企業文化 (アスキー新書 (073))

出版社 アスキー・メディアワークス
著者 大谷 和利
発売日 2008-08-08

この本に関する書評

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Amazonレビュー

iPodにはじまりiPhone、次に購入するパソコンはMacにする予定でAppleに興味があったので購入してみました。
Apple関連の本はこれが初めてだったんですが、簡潔でわかりやすくすらすら読めます。
会社、製品の歴史やジョブズのことを浅く広く書いてある感じだと思います。
知識としても勉強になりました。
いま持っているiPod、iPhoneにさらに愛着が湧きますね。
もくじを見て興味ある方はおもしろいと思います。
いま勢い、人気をもっている会社や人の本を読むのは楽しいです。
iPhoneの話題性の高さや、未来を予感させる機能性など切り取り方によって様々なメディアで取り上げられている。

本書はそのiPhoneを作った会社の凄いところを歴史を紐解きながら、なぜiPhoneを作ることができたのか。その企業文化について触れられているのが特徴である。

ただアップル社やそのCEOであるスティーブ・ジョブスに関する本はすでにたくさん出版されており、それらに勝るような目新しい洞察は無かったように思えるのが残念。
 iPhoneをつくったアップル社がどのようなビジョンを持ち,未来を創造していこうとしているのかを,著者の分析によって説明している。iMac,iPodの成功は,既成概念に囚われることなく,常にユーザーを楽しませ,満足させるというスタンスに立ち,製品を開発した結果であり,それこそがスティーブ・ジョブズという人間の思想そのものでもある。そして,iPhoneもその思想に外れていない。iPhoneは,これからのモバイル・インターネットの革命を起こすために投入されたアップル社のフラッグ・シップである。それは,単なる序章に過ぎない。それはまるで,iMacがパーソナル・コンピュータの革命を起こし,iPodが音楽産業の根底を覆したことに似ている。アップル社は,ほぼ間違いなく現在の携帯電話のあり方を変えていく。しかし,その戦略は実に巧妙で,当初,iPhoneは「iPod+携帯電話+インターネット」というスタンスで,iPodと携帯電話の機能を前面に押し出した。しかし,アップルが変えようとしている世界は,モバイル・インターネットの世界なのだ。アップルはその戦略を,今現在したたかに進めているのである。
 また,私自身がiPhoneに不満だったおサイフケータイの機能が搭載されていない問題も,実は近い将来アップル自身が解決してしまうかもしれない。つまり,それに代わるサービスをアップル自身が提供してしまうのである。それを見越して,アップルはおサイフケータイの機能に固執しなかったのかもしれない。
 この本を読んで,アップルのiPhone戦略が非常に良く理解できた。非常に示唆に富んだ本である。