情報
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文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)
出版社 講談社 著者 京極 夏彦 発売日 1999-09-14
この本に関する書評
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Amazonレビュー
同居人(妻)が「なにかおもしろい本ない?」と言って来たので薦めました。
彼女はウブメノナツは読んでいます。
あぁ早く匣の秘密について語りたい!
そして何とか女郎蜘蛛の理まで読ませたい!!
さっさと読みやがれぃ!!
彼女はウブメノナツは読んでいます。
あぁ早く匣の秘密について語りたい!
そして何とか女郎蜘蛛の理まで読ませたい!!
さっさと読みやがれぃ!!
京極堂シリーズ第二作です。
本書を読んでいて、びっくりすることがありました。
妻が私に言った言葉。
「その本、昔読んでたよね。難しい題名だから覚えてる。」
そうです。私は20代の頃に一度本作を読んでいたのでした。
当然、前作「姑獲鳥の夏」も当時読んでいたはずです。
にも関わらず、私はどちらも面白く読めたのです。
確かに予定調和的な感覚がありました。今読んでいるちょっと先に書かれてあることがなんとなくわかったのです。それは著者の筆力というか構成というかが優れているからだと思っていましたが、なんのことはない、既知だったからなのです。
ですが、ちょっと先はわかっても全体像はまるで覚えていなかったのです。だから、本作も最後まで楽しめました。自分の記憶力には悲観しながらも、二回楽しめるんだと変にポジティブに考えたりして自己を納得させたのです。
それはともかく、やはり京極堂シリーズははまります。
ボリュームを感じさせないリーダビリティでどんどん展開に飲み込まれます。それはあたかも憑き物がついたように一心不乱にページを捲らされるのです。二作とも決して後味の良い結末ではないわけなのですが、読後感は決して悪くないのです。
さて次作は「狂骨の夢」なのですが、果たして私はそれも読んでいるのでしょうか。新たな楽しみができました。
本書を読んでいて、びっくりすることがありました。
妻が私に言った言葉。
「その本、昔読んでたよね。難しい題名だから覚えてる。」
そうです。私は20代の頃に一度本作を読んでいたのでした。
当然、前作「姑獲鳥の夏」も当時読んでいたはずです。
にも関わらず、私はどちらも面白く読めたのです。
確かに予定調和的な感覚がありました。今読んでいるちょっと先に書かれてあることがなんとなくわかったのです。それは著者の筆力というか構成というかが優れているからだと思っていましたが、なんのことはない、既知だったからなのです。
ですが、ちょっと先はわかっても全体像はまるで覚えていなかったのです。だから、本作も最後まで楽しめました。自分の記憶力には悲観しながらも、二回楽しめるんだと変にポジティブに考えたりして自己を納得させたのです。
それはともかく、やはり京極堂シリーズははまります。
ボリュームを感じさせないリーダビリティでどんどん展開に飲み込まれます。それはあたかも憑き物がついたように一心不乱にページを捲らされるのです。二作とも決して後味の良い結末ではないわけなのですが、読後感は決して悪くないのです。
さて次作は「狂骨の夢」なのですが、果たして私はそれも読んでいるのでしょうか。新たな楽しみができました。
読み終えると世界が潰れたような気分に陥った。まだ作品の余韻の中に浸かっていたい、そう思わせられた。妖しく魅力的な舞台設定と個性的な 登場人物達、幻想的で不安定な印象を与えられた章と章の間にある人物描写は 最後まで伏線の補強のために主格をぼかされていた。 この作品のプロットを是非とも視てみたいものだ、非常に論理的に組み合わせた 話の構成だった。物語の進み方も作品の過去から未来ではなく、読者から作品へと自然と近付けさせられる。本は分厚いけど長さを感じない良い作品だった。
話は、柚木加奈子が何者かに電車のホーム下に突き落とされ、轢かれることから始まる。
瀕死の重症を負った加奈子が入院した、箱の形をした病院に、加奈子の誘拐予告状が届く。
警官も見守る中、重症のはずの加奈子の姿は、ベッドから忽然と消えてしまう。
一方、多摩ではバラバラ殺人が多発し、四肢がそれぞれ匣に詰められた状態で発見される。
京極堂と仲間たちは二つの事件の関連性を見出だし事件を解決に導きます。
本作ではとにかく箱が沢山でてきます。
箱型の病院、御箱様、「箱の中の娘」という小説等、
一作目の姑獲鳥よりも不気味さは増していると思います。
個人的には、子供たちが話す幽霊の目撃情報が面白かった。
光る手の幽霊とか、ドアに挟まって死んでいたとか(笑)
瀕死の重症を負った加奈子が入院した、箱の形をした病院に、加奈子の誘拐予告状が届く。
警官も見守る中、重症のはずの加奈子の姿は、ベッドから忽然と消えてしまう。
一方、多摩ではバラバラ殺人が多発し、四肢がそれぞれ匣に詰められた状態で発見される。
京極堂と仲間たちは二つの事件の関連性を見出だし事件を解決に導きます。
本作ではとにかく箱が沢山でてきます。
箱型の病院、御箱様、「箱の中の娘」という小説等、
一作目の姑獲鳥よりも不気味さは増していると思います。
個人的には、子供たちが話す幽霊の目撃情報が面白かった。
光る手の幽霊とか、ドアに挟まって死んでいたとか(笑)
先ず、これだけ読ませてくれる文章力とストーリーの力に度肝をぬかれました。
一見難解のように思うけれどそれはあくまで一見。驚くほど読みやすく、そして面白い。
物語りの隅々まで丁寧に作られていて、途中に出てくるウンチクもしっかりと効いている。
天才。
世の中には不思議なことなど何も無いと言うけれど、この本が存在することが僕にとっては不思議でならない。
どうやったらこんな傑作が生まれるのか。脱帽。
一見難解のように思うけれどそれはあくまで一見。驚くほど読みやすく、そして面白い。
物語りの隅々まで丁寧に作られていて、途中に出てくるウンチクもしっかりと効いている。
天才。
世の中には不思議なことなど何も無いと言うけれど、この本が存在することが僕にとっては不思議でならない。
どうやったらこんな傑作が生まれるのか。脱帽。