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ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)

ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)

出版社 講談社
著者 加納 朋子
発売日 2007-07-26

この本に関する書評

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Amazonレビュー

ミステリーランドを続けて読んでいるのですが、
おもしろかった!やっぱり上手いなあ。

今までの主人公にない活動的タイプの男の子が主人公なのもよいですね。
ちょっと頭が良すぎる気もしないでもないですが。

パックという存在も素敵。
そもそも死体の出てこないタイプのミステリーを書く作者
だからこその作品かしら。

タイトルだけがすごく奇抜な気がしてしまうのが気になりますが・・・
悪がきともガキ大将ともいうような。正義感もあるけど、いたずらもたくさん。結構慕われていて、頭もいいし、度胸もある。なんかやってくれそうなんてキャラはやっぱいいんですね!
ミステリーランドだけあって、最初のエピソードはハードボイルドでドキドキしました。
初恋ネタと思いきや、最後のおち?な展開も結構好きです。
団地に住んでいた身としては、よくできているなあと思います。
私としては続きもみたい気がします。

小学生高学年くらい?を念頭に置いているのか
字も大きいし、ルビもふってあるミステリー。
また平易な文章ながら、中身はどうして
なかなか凝った造りである。
(小学生に判るのかなあ・・・)

ただ全編を流れる、ちょっと怪しげな九州弁は
それだけで微笑ましく、キュートである。
気にせずに読み始めたけれど、途中で表紙を見直したときに、
内容が十分に出ているいい絵だと思いました。
一つのヒントかも?

子どもを意識している本なので文字が大きめだったり
挿絵が入っていたりルビが多めに振られていたりしますが、
大人も十分に楽しめる本です。
親が九州の出身なのでこんな方言使ってたかな?と
思い出しながら読んでしまいました。
気軽に読めるけれど、実はかなり現代的な重い話。
本を閉じた後、そこらへんを考えてみるのもいいかもしれません。
続きが出るのなら楽しみです。
まだ消化されてない伏線もありそうですしね。
ミステリーランドから出版されている児童書なんですが…。大人が読んでも十分に楽しめます。★いじめっ子のレッテルを貼られてしまったシン。だが、それは大人の目から見てのもの。本当のシンは、ちょっと乱暴者だが頭の回転が早く優しいよね。★子供は、子供なりに小さな社会でいろんな経験をしている。それは、人に言える物とは限らない…。★忘れかけていた子供本来の姿を思い出させてくれる一冊です。★謎のパック少年の存在が、物語をぎゅっと締める役割を果たしていてとても良かったです。★子供達が、話す九州弁がとてもかわいらしいです^_^