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「水」戦争の世紀 (集英社新書)
出版社 集英社 著者 モード バーロウ トニー クラーク 発売日 2003-11
この本に関する書評
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Amazonレビュー
WWET 世界水輸出条約 を、本書で知りました。
地続きの国と、島国では、議論が異なることも分かりました。
地続きの国と、島国では、議論が異なることも分かりました。
かつて、宇宙に飛び立ったユーリイ・ガガーリンは「地球は青かった」と述べた。そう、地球は水に満ちているのだ。なのに、こんなタイトルの本が出版されている。どういうことか。人間は水に困ることなんて無いだろうと普通は考えるのでは無いか。しかし、昨今その神話は崩壊してきている。「水」をめぐる争いはゼロサムゲームだ。決して非ゼロサムゲームではない。
そもそも、利用可能な淡水は地球上の総水量の0.5%以下でしかなく、決して無尽蔵に利用できるものではない。石油が重宝されるように、水も限りある天然資源として認識しなければならないのだ。
世界各地で水道事業が多国籍企業の手に渡っている。新自由主義は水をも商品として扱うようになってしまったわけだ。国際機関が後押しする形で、水は確実に市場商品化への道を歩んでいる。水は人間の基本的ニーズなのか、それとも権利なのか。各国政府代表が選んだのは「ニーズとしての水」だった。彼等は営利目的の企業側の主張を尊重したのだ。利潤最大化を目指す彼らは、人々全員に水を配分することや、水を限りある資源として扱うことには見向きもしないだろう。
今、土・空気・水が悲鳴をあげている。人間は「三」面楚歌の状態に立たされている。地球と共に滅ぶのもいいだろう。人間がそれを望むのなら。しかし、人間だけが生き残ることはできない。滅びるときは一緒だ。これらの問題は他人事として、処理することもできる。それは人それぞれだろう。ただ本書を読めば考えは変わるのではないか。
本書の後半ではコモンズ(共有財産)としての水の復権を目指した、著者の意見が述べられている。著者は市民運動の推進、そして水道事業の民営化と戦うことを訴える。
水という身近なものだからこそ、本書が与えたインパクトは大きかった。環境問題に興味がある人でもない人でも、読んでおいて損は無いかなと思う。
そもそも、利用可能な淡水は地球上の総水量の0.5%以下でしかなく、決して無尽蔵に利用できるものではない。石油が重宝されるように、水も限りある天然資源として認識しなければならないのだ。
世界各地で水道事業が多国籍企業の手に渡っている。新自由主義は水をも商品として扱うようになってしまったわけだ。国際機関が後押しする形で、水は確実に市場商品化への道を歩んでいる。水は人間の基本的ニーズなのか、それとも権利なのか。各国政府代表が選んだのは「ニーズとしての水」だった。彼等は営利目的の企業側の主張を尊重したのだ。利潤最大化を目指す彼らは、人々全員に水を配分することや、水を限りある資源として扱うことには見向きもしないだろう。
今、土・空気・水が悲鳴をあげている。人間は「三」面楚歌の状態に立たされている。地球と共に滅ぶのもいいだろう。人間がそれを望むのなら。しかし、人間だけが生き残ることはできない。滅びるときは一緒だ。これらの問題は他人事として、処理することもできる。それは人それぞれだろう。ただ本書を読めば考えは変わるのではないか。
本書の後半ではコモンズ(共有財産)としての水の復権を目指した、著者の意見が述べられている。著者は市民運動の推進、そして水道事業の民営化と戦うことを訴える。
水という身近なものだからこそ、本書が与えたインパクトは大きかった。環境問題に興味がある人でもない人でも、読んでおいて損は無いかなと思う。
この本の構成は、
前半で、世界でいかに水という資源に関して危機が起こっているか世界のいろいろな地域の事例を挙げている。無駄遣いしている国がある一方、危険な泥水を生活用水にしなければいけないほどの地域があり、水の商品化が進められているのだそうだ。
後半では、水というのは商品にして良いのか、基本的人権ではないのかという問いかけと問題提起をしている。
という感じです。
日本は幸い水が豊富な国ですから、私たちにはわからないほど水に関して危機感を持っている地域はあるかもしれません。私たちの水の供給源は主に台風によってもたらされる降水ですから、供給源が海です。一方、帯水層など地下水を供給源にしているところでは確かに水の量の限界があるかもしれません。
ただ、いささかこの筆者の書き方がヒステリックな印象を受けました。水の商品化に伴って、水の自然循環が変わるなど、環境に与える影響が大きいことから詰めるのはわかるのですが、水は基本的人権であるという観点から詰めるほうにウェイトをおいている印象があります。理念はわかるのですが、じゃあ、今のままでも良いのかという問いかけには答えていません。
本当に危機ならばもっと議論になっていると思いますが・・・
まあ、ぱらぱらっと水の偏在はこんなもんだよっていう程度で見るのがいいと思います。
作者の意見よりももっと現実的で有効な考えがあると思います。
私は水資源の偏在に対して何ができるのかあ。
前半で、世界でいかに水という資源に関して危機が起こっているか世界のいろいろな地域の事例を挙げている。無駄遣いしている国がある一方、危険な泥水を生活用水にしなければいけないほどの地域があり、水の商品化が進められているのだそうだ。
後半では、水というのは商品にして良いのか、基本的人権ではないのかという問いかけと問題提起をしている。
という感じです。
日本は幸い水が豊富な国ですから、私たちにはわからないほど水に関して危機感を持っている地域はあるかもしれません。私たちの水の供給源は主に台風によってもたらされる降水ですから、供給源が海です。一方、帯水層など地下水を供給源にしているところでは確かに水の量の限界があるかもしれません。
ただ、いささかこの筆者の書き方がヒステリックな印象を受けました。水の商品化に伴って、水の自然循環が変わるなど、環境に与える影響が大きいことから詰めるのはわかるのですが、水は基本的人権であるという観点から詰めるほうにウェイトをおいている印象があります。理念はわかるのですが、じゃあ、今のままでも良いのかという問いかけには答えていません。
本当に危機ならばもっと議論になっていると思いますが・・・
まあ、ぱらぱらっと水の偏在はこんなもんだよっていう程度で見るのがいいと思います。
作者の意見よりももっと現実的で有効な考えがあると思います。
私は水資源の偏在に対して何ができるのかあ。
水問題はたしかに深刻だ。
ただ、もう少し論理的、科学的な考察で無いと意味を成さない。
これでは、ただのジャーナリストの告発本だ。
ただ、もう少し論理的、科学的な考察で無いと意味を成さない。
これでは、ただのジャーナリストの告発本だ。
水をめぐって、多くの問題や争いがることが論じられており、事実そうなのだろうと思います。
ただ増える人口、限られた水資源について、ということは分配の問題になると思います。
また、持続できるようにしなければなりません。
貧しい人にもという主張はわかりますが、どうやってについては、理想的すぎないか疑問がのこりました。
ただ増える人口、限られた水資源について、ということは分配の問題になると思います。
また、持続できるようにしなければなりません。
貧しい人にもという主張はわかりますが、どうやってについては、理想的すぎないか疑問がのこりました。