書評
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Amazonレビュー
魔女とは心さえ変えてくれる魔法使いだった。
小さな女の子が登校拒否になりおばあちゃんがいる自然がたくさんある家でくらしていく。
おばあさんは魔法使いだという。
そんなおばあちゃんみたいになりたいと一生懸命自然と共に頑張っていく女の子。
おばあちゃんと共に暮らすことによって、女の子はいろんなことを学び感じ成長していく。
人は、人の優しさと自然という場所が一番の薬になるのかもしれないと思った。
死んでしまったらどうなるの?そんなことをおばあちゃんに聞きながらも一生懸命考える女の子を私は可愛いと思ってしまった。
おばあちゃんが死んでしまったら・・・そとのきに約束をしたこと。
最後のおばあちゃんの気持ちがすごく好き。
生と死が織り込まれた物語
読んでいると、目の前に緑が広がり草と土の香がしてくるような
そんな雰囲気を持った本でした。
思春期特有の女の子の悩みも共感できました。
私にもそんな時期あったなぁ・・・。
おばあちゃんとまいの二人の生活。
それは、とても優しい時間で、かけがえない時間。
本編ラストは思わずグッときました。
読んでいて感じたのは
「生活の知恵」それは元々みんな持っていたはずなのに、
便利な世の中の下でなくしていってしまったかけがえないもの。
古臭いかもしれないけれど、そこには生きることが満ち溢れているのでしょうね。
ひとつひとつ
人生において大事なことをこの本の中で言ってくれてる気がします。
一番心をうたれたのが、
疑いの心や、怠け心、あきらめ、投げやりな気持ちに打ち勝って、ただ黙々と続けるのです。
そうして、もう永久に何も変わらないんじゃないかと思われる頃、ようやく以前の自分とは違う自分を発見するような出来事が起こるでしょう。
という西の魔女の言葉です。
物事の本質をこうして言葉に表されると胸にグッと響きます。
ただラストが微妙・・・もうちょっと期待してました。
ってことで星4つ!!
日本が舞台の魔女物語
日本での魔女物語な点が、身近に感じました。
学校へ行きたくない女の子が、一時期、森の中に住むおばあちゃん(西の魔女)のもとで暮らすことになります。
魔女修行の第一歩はなんでも自分で決めること、規則正しい生活をすることなどなど、教えがおもしろいです。
魔女といえば、その昔は、お祓いなどの儀式や薬としても使われていたハーブですが
ラベンダー畑で、シーツを干したり、生活の場面でハーブを使っているシーンなど、読むうちにぐんぐんと引き込まれるように楽しい感覚になります。
それでいて、単に楽しさだけではなく
生きるうえで、魔術を使うことよりも大切なものに触れられており
西の魔女がいわゆる”超能力的な魔術”を必要としないのかについても
書かれているあたりが、ほんとによかったです。
とてもすてきな物語です。。。♪
魔女っぽいわくわくが好きな人にも
人生がうまくいかないと感じている人にも、ぜひ、お勧めしたい1冊です。
静かな感動をありがとう。
自分に正直であろうとして不器用に葛藤するあまり、長いものには巻かれろ的な処世術にどうしても折り合いをつけられなくなったため、中学校に通いたくないと言い出した主人公まいのピンと張り詰めた心が、”西の魔女”ことまいのおばあちゃんとの田舎生活を通してみずみずしさを回復していく様子が静かに描かれていた。ゆっくり穏やかで無駄なものがきれいに削ぎ落とされたまいとおばあちゃんとの田舎生活の様子が細かく表現されていて、読んでいてこちらも心が洗われるような気持ちになった。これは、まいの心の再生物語なのだろうと思った。
本に付いていた帯に書いてあった、「最後の3ページ、涙があふれて止まりません。」の通り、最後の3ページには”やられた”って感じで、自然に涙が出た。ただし、本作品のほとんどの部分が平坦な生活描写に費やされていて、最後の3ページに行き着く前に、2、3度挫折しそうになったのも事実である。
まいのその後が書かれた「渡りの一日」で描かれる、まいとショウコの気楽でありのままの友達付き合いの様子に、「良かったね、まいちゃん。良いお友達が見つかって。」と、声を掛けたい気持ちになった。
静かな感動をお求めの皆さんには、お勧めの作品です。