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家守綺譚 (新潮文庫)
出版社 新潮社 著者 梨木 香歩 発売日 2006-09
この本に関する書評
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Amazonレビュー
時代は恐らく大正か、昭和初期ぐらい。
亡くなった友達・高堂の家で家守として暮らすことになった駆け出しの小説家、綿貫征四郎。
庭付きの田舎家と、自然や、怪異な生き物たちとの交友録。
作者の梨木さんがすごいなと思うのは、違う時代のことを、さも本人の綿貫が書いているように書けること。
変わった話ばかりだけど、短編として読んでもおもしろいし、全編を通じて読んでもおもしろい。
個人的に「村田エフェンディ滞土録」の主人公村田の記述があったのがうれしい。
そういえば、向こうにも高堂と綿貫は出ていたなと思い出しました。
亡くなった友達・高堂の家で家守として暮らすことになった駆け出しの小説家、綿貫征四郎。
庭付きの田舎家と、自然や、怪異な生き物たちとの交友録。
作者の梨木さんがすごいなと思うのは、違う時代のことを、さも本人の綿貫が書いているように書けること。
変わった話ばかりだけど、短編として読んでもおもしろいし、全編を通じて読んでもおもしろい。
個人的に「村田エフェンディ滞土録」の主人公村田の記述があったのがうれしい。
そういえば、向こうにも高堂と綿貫は出ていたなと思い出しました。
今市子の「百鬼夜行抄」と良く似ているし、
鏡花などの作品をネタにしているのがバレバレなのだが、
それでもこの小説の世界は楽しめた。
「梨木香歩=英国、ガーデニング、少女、魔女」のイメージが定着しているので、
新鮮な気持ちで読めた。
(日本庭園もガーデニングの一種かもしれないが)
「西の魔女が死んだ」は苦手だったのだが、この作品は結構良かった。
鏡花などの作品をネタにしているのがバレバレなのだが、
それでもこの小説の世界は楽しめた。
「梨木香歩=英国、ガーデニング、少女、魔女」のイメージが定着しているので、
新鮮な気持ちで読めた。
(日本庭園もガーデニングの一種かもしれないが)
「西の魔女が死んだ」は苦手だったのだが、この作品は結構良かった。
不思議な優しさに包まれた小説。
死んだ友人や狸、河童などが主人公の元を訪れてもまったく違和感がない。当たり前のように植物たちが意思を持つ。
読んでいると、自分の周りの植物たちが話し掛けてくるのではないかと思わせる。美しい物語。
死んだ友人や狸、河童などが主人公の元を訪れてもまったく違和感がない。当たり前のように植物たちが意思を持つ。
読んでいると、自分の周りの植物たちが話し掛けてくるのではないかと思わせる。美しい物語。
美しく儚く、そして懐かしい話がこの本の中では息づいています。
ヤモリ、烏瓜、ダァリアの君。
今まで人間になった夢を見ていたのだよ。
こんなにも綺麗で身に沁みる話を私は他に知らない。
ヤモリ、烏瓜、ダァリアの君。
今まで人間になった夢を見ていたのだよ。
こんなにも綺麗で身に沁みる話を私は他に知らない。
未だにこの本を最初に手に取った時の衝撃が忘れられない人間の一人です。
家を守り続ける中で接する、不思議でどこか酷く懐かしい世界にどうしようもなく惹かれてしまいます。
家を守り続ける中で接する、不思議でどこか酷く懐かしい世界にどうしようもなく惹かれてしまいます。