書評
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天地人
大河ドラマの原作ということで読んでみました。
全編を通してご都合主義といいますか、直江様は神様です状態。
史実と言っても、後の世の見解でしかありませんが、この天地人は史実を基にした小説なので、史実を期待している方は避けた方がいいと思います。
あくまで作者さんの直江像を書いた作品だと思いました。
でも、読みやすい作品だと思うので、今まであまり興味が無かった方や今回の大河ドラマをきっかけにという方には良いと思います。
誇張はあるが、ドラマと思えば面白い!
来年度2009年のNHK大河ドラマの原作なので読んでみました。
いきなり訳のわかんない巫女さんと兼続が???養子に入る直江家の先妻お船と兼続が実は相思相愛???
かなり疑問を感じる脚色・誇張は随所に見られますが・・・読み物・ドラマだと思えば、これだけハチャメチャにやる方が面白いと感じます。水戸黄門だと思って読んでいます。
下巻も期待して・・・
史実が知れ渡っているだけに、作者の力が問われてしまう歴史小説
歴史はもともと好きでしたが、
直江兼続についての知識はほとんどありませんでしたので、
大河ドラマがスタートする前に原作本で事前学習してみました。
多くの人が史実を知っているだけに、
事実よりも心情に重点を置いたほうが、
ドラマとして盛り上がるかな?と感じながらも、
なかなか難しいのでしょうね。
妻夫木聡くんをイメージしながら読み進めたので、
あっと言う間に読み終わりましたが、
実は行間が空きすぎているってことなのでしょうね。
字数が多くなっても、できれば1冊にまとめていただいたほうが、
読者としてはありがたいです。
駄作。ライトノベルもどき。
作者が主人公の生涯に魅せられ、渾身の力を傾けて書いた小説というのは、
読者もまた胸を熱くしてのめりこむように読んでしまうものだ。
この作品にはそういう熱気が感じられなかった。
秀吉の人物描写などはちょっと面白いと感じた。
しかし、兼続や幸村は「いい人」で「正義」すぎて、共感できないし、
彼らと一緒のその時代に入り込んでもいけない。
謙信にしても、作者の独自の視点がなくて、つまらない。
興味深いのは兼続の父くらいか。
大河ドラマでは高嶋兄がどれだけの熱演をしてくれるか楽しみだ。
女性たちなんかもう、都合の良いように現れて消えるので、妄想としか言いようがない。
あるいは青年漫画的と言おうか。女性読者としては気分が悪くなる一方だった。
大河ドラマでは初音役が長澤まさみだそうで、
やっぱり、男の妄想する都合がいい女って感じのキャラになりそうで
不安だ。
無駄に分厚い上下巻
大作だという感じを出したかったのかもしれませんが無駄な改行が多く、1冊で十分な内容を無理やり2冊(上下巻)に分けたように思えてなりません。時々挿入される辞書から抜粋したような説明文や、武将の名前を1行に1人ずつ並べて書くなど、かなり水増しされており、本の重量に比べると内容が非常に少ないと感じました。
あと気になったのは、
「それは一種の
----------儀式
であった。」
のような-------プラス文字、という表現の多用です。2ページに1回くらいの頻度で使用されているのですが、本当に強調したいところだけにしてもらいたいと思います。気になってしかたありませんでした。これも行数を稼ぐためのテクニックなのかもしれませんが。
NHK出版ですから、この本が売れるとさぞかしNHKが儲かるのでしょう。大河ドラマの原作が売れるのであれば、初めから自分たちが出版すれば儲かるぞという発想はビジネスとしては賢い考え方と思いますが、その考えが露骨に出てしまった本だと思います。本の内容は悪くないと思いましたので、残念です。