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フリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)

フリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)

出版社 日本放送出版協会
著者 築山 節
発売日 2005-11

この本に関する書評

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Amazonレビュー

この本の内容をひとつだけ取り上げます。
言葉を脳の中に留めておく時間が長い程、覚え易いと書いて有りました。
自分は、こんな事やって見ました。
バスの運転士の仕事には、指差し呼称というのが有ります。人差し指で「ドア開閉!ヨシ!」
「左、安全確認ヨシ!」こんな感じです。
声を出して安全確認すると、安全を見た事と自分の行動がドッキングして脳の中に少しでも多く
滞空時間を作れる。こんな気がしました。
例えば、「今日は安全運転をします。」と口に出して見る。そんなダサい事をやってみる。
脳みそに言い聞かせて、少しでも記憶として滞空させてみる。
気休めでも、自己暗示でもいいじゃん。今日一日、数時間頑張って見る。
頑張ろう!って気持ちになれたら、自分が得した気持ちになれるじゃん。

ぶっちょう面で、いかつい表情でも頑張っていれば、きっと誰かが見てくれていますから。
仕事でふれ合いが生まれたら、自分で自分が好きになれます。
フリーズする脳とは何らかの脳機能が低下しているために、「不意に何か出来ない」ということが起きやすくなる。感情系のエネルギーが相対的に高くなっているので、思考系をうまく使えない状態である。こういう状態が続くとボケ症状につながる。

私の職業(SE/PG)もそうかもしれないが、今の社会はボケ症状が生まれやすいなあとは思います。パソコンやネットの過度な利用で脳が怠惰になっているように思える。そのため、ボケ症状を防ぐには、意識して人間らしい行動(例:散歩などの運動、規則正しい生活、会話)をやっていく必要があるように思える。若くても環境が悪ければボケる可能性は高まるわけで、その点では気をつけないといけない。
環境に影響を受けて落ち込むより、身の回りで起こってくる出来事について、100%自分でコントロールできないことを認め、脳を活性化させる=回転数をあげるためにはどうすればよいかのノウハウが記載されている。マルチタスクを同時に処理することでより強い脳を作れることを意識し、生活する必要があると思った。「やる気も環境に作られる」など人間や組織に対する分析がとても面白い。
行動がパターン化すると、人はものを考えなくなり、結果ぼけやすい。パターンを離れた新しい組み立てを考えること(またそうしなきゃならん環境に身を置くこと)がボケ防止になる、というのが本書の(暴力的に単純化した)趣旨。細かい議論を忘れても、未知への好奇心をなくさないで新しいものに取り組んで生きていけばボケない、と考えればまあ間違いない。15年ほど前に死んだ祖母はボケとは無縁の人だった。80歳にしてワープロをはじめていたぐらいだからなあ。
 使わない機能は損なわれる。だから、日頃からハイテクに頼りすぎず生活しま
しょう。著者のメッセージはシンプルだ。

 ネトゲ廃人みたいな例は極端すぎるが、いろいろと生活が便利になった代わり
に出来なくなった何かが無いだろうか?
 地図が読めない。漢字が書けない。誰しも身近に感じることも多少はあるはず
だ。
 筋肉の鍛錬と同じく、脳も使わなければ機能が低下していくだろう。

前頭葉を使って創造的に生きるのが本来の脳の使い方であると著者が言う。