情報
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宿命の交わる城 (河出文庫)
出版社 河出書房新社 著者 イタロ・カルヴィーノ 発売日 2004-01-07
この本に関する書評
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Amazonレビュー
イタロ・カルビィーノのずば抜けた筆致がわかる一冊です。タロットカードから連想した物語は、リアルと同時にこの世のものではない、怪しい雰囲気をかもし出しています。イタリアにはさまざまな職人がいて、すばらしいものをつくりあげると聞いたことがありますが、
イタロ・カルビィーノは、作家というより、文字を書く職人なのだと思った本です。こういう本に出会えるというのは人生にとって大きな喜びのひとつです。この本はぜひ、内容のように嵐の荒れ狂う晩に読みましょう。
イタロ・カルビィーノは、作家というより、文字を書く職人なのだと思った本です。こういう本に出会えるというのは人生にとって大きな喜びのひとつです。この本はぜひ、内容のように嵐の荒れ狂う晩に読みましょう。
とにかく、構成方法がとてもおもしろい。
文学なのに、登場人物は言葉では語らない。
言葉は一言も発せられず、彼らは自分たちの物語をタロットカードで語りだす。
どんな人の人生もそれぞれに物語で、その物語が重なり合って、またひとつの大きな物語になる。
そんな壮大な世界と物語が、一枚のタロットカードに、一冊の文庫本に収まっているのが、なんだか不思議でもあり、おもしろくもある。
☆ひとつマイナスなのは、本のサイズが小さいところ。
この小説は、ハードカバーの方が雰囲気が出るだろうと思う。
もちろん、単行本だからこそ、今私が手に取ることもできるわけだが。
文学なのに、登場人物は言葉では語らない。
言葉は一言も発せられず、彼らは自分たちの物語をタロットカードで語りだす。
どんな人の人生もそれぞれに物語で、その物語が重なり合って、またひとつの大きな物語になる。
そんな壮大な世界と物語が、一枚のタロットカードに、一冊の文庫本に収まっているのが、なんだか不思議でもあり、おもしろくもある。
☆ひとつマイナスなのは、本のサイズが小さいところ。
この小説は、ハードカバーの方が雰囲気が出るだろうと思う。
もちろん、単行本だからこそ、今私が手に取ることもできるわけだが。
本のおすすめになっていたので、面白そうだと思い購入しました。幻想的な雰囲気の中で、タロットカードの持つ意味と物語の進行が上手くかみ合っていて、最後は、カードが1つの形を形成する構成など良くできた小説だと思います。タロットカードを知らない人でも充分に楽しめる小説ですが、タロットカードの絵の意味を知っている人はもっと面白いはずです。
この小説を読んで、もっと詳しくタロットカードの事を知りたくなりました。ただし、文庫本なので、タロットカードの絵が小さくて見にくいのが残念。
この小説を読んで、もっと詳しくタロットカードの事を知りたくなりました。ただし、文庫本なので、タロットカードの絵が小さくて見にくいのが残念。
1980年の単行本を世田谷の図書館で借りて以来、20数年ぶりに
読むことができました。カルヴィーノが繰り出すタロットカードの
物語が読んでいる私を城の中へ引き入れてくれます。
ただ、残念なのは、タロットカードの文様が小さくて、本来の迫力に
欠けてしまうところです。
読むことができました。カルヴィーノが繰り出すタロットカードの
物語が読んでいる私を城の中へ引き入れてくれます。
ただ、残念なのは、タロットカードの文様が小さくて、本来の迫力に
欠けてしまうところです。