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太平洋の防波堤/愛人 ラマン/悲しみよ こんにちは (世界文学全集 1-4) (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集1)

出版社 河出書房新社
著者 フランソワーズ・サガン マルグリット・デュラス
出版日 2008-03-11
書評
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Amazonレビュー
どういう組み合わせ???
私は基本的にサガンもデュラスも大好きです。サガンは中高校生の時に好きでよく読んでいたのに対し、デュラスは20代後半に読み、フランス文学への尊敬を高めました。文学的な価値は全然違うと思います。どちらも20世紀と言えば20世紀だし、女流作家と言えば女流作家だしまあフランスだよね。。。という程度の共通点しかない不思議なカップリングには違和感さえ感じます。フランス人がこの本の組み合わせを見たらきっと驚くだろうなあと思います。
トホホな親子
 フランス植民地時代の最後の栄華をインドシナ半島で競い合ったトホホな親子のトホホな物語。娘が中国人からくすねたまがい物のダイヤの指輪を、高く売付けることに血眼になる母親、ブルジョワ有閑夫人と仲良くなってこの指輪を担保に金を漁るバカ息子。
 作者の自伝的小説といわれている「愛人・ラマン」、作者もトホホならここの登場人物もトホホな連中ばかり。

 それにしてもサガンの「こんにちは」は、新訳でないのはおかしい。いつまで朝吹訳にこだわっているのか、もっと斬新な訳が出てきてもいいような気がする。
朝吹の娘をこれ以上翻訳印税で太らせておく手はないっていうもんだ・・・・
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