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浦安図書館にできること―図書館アイデンティティ (図書館の現場)
出版社 勁草書房 著者 常世田 良 発売日 2003-05
この本に関する書評
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その部分を以下に抜粋する。
“私たちがやるのは、出版され流通している資料を大量に集めることによって、「こういう考え方もある、こういう考え方もある」ということを市民に提供することであって、結果的に中立かどうかは分からない。いろんな考え方があるということを提示するということです。相対化、要するに、思想のあり方やものの考え方というものを、資料を通して相対化していくということです。”(p.120〜121)
“ある市民がいて、何かの決定をしようとしていた時に、一つの考え方しか自分の目に入らなければ、そしてこれを信じたとすれば、絶対化してしまう。その絶対化することを防ぐ、他にも色々な立場がたくさんあるのだと示すことによって、ある事柄について相対化されていくわけです。私がここで言いたいのは、判断する過程というのは、一度相対化されたものが絶対化していく過程だと思うのです。判断するときと言うのはいろんな考え方をする、ああでもない、こうでもないと、どんどん相対化していく。しかし最終的に自分のやれることは一個しかないから、最後は絶対化していく。”(p.121)
これは、図書館に限らず、人が生きて成長する上で最も必要な心構えでもある。
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