書評リンク

書評を書籍ごとに紹介していきます。

やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている (光文社ペーパーバックスBusiness)

出版社 光文社
著者 荒濱 一 高橋 学
出版日 2008-07-23
書評
やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている
本読みな暮らし
あなたも仕組みが作れる9つの思考法(やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている)
創造マラソン
この本について書かれているページがありましたら、ご自由に登録して下さい。
Amazonレビュー
仕組みの体系に分かりやすい「標準化」が必要か
ビジネスの「仕組み」を構築し成果を上げている9人のケーススタディを題材に、「仕組み」思考について解説。各事例から抽出できる思考のエッセンスを9つのキーワードで体系化しているが、各キーワードのディメンションに異なるものがあること、キーワードの位置づけの解釈に悩ましいものがあるため、体系が素直に心に入らない。仕組み構築のキーワード(複製/他力/多面/分身/標準/論理)と、仕組み運営のキーワード(継続/即行)に分けるなどの工夫が「標準化」のためにも必要ではなかろうか。尚、各事例は参考になる。
レビュー「以下の面々」 に同感。
この本の巻末に参考図書が列記してある。これらの参考図書を、「仕組み」という枠組みで再構成した本である。 これが良いと言う人もいるのかもしれないが、私には面白味がなかった。 なんとか「仕組み本」をもう一冊出してやろうという、出版社の意図をばかり感じる。
読み手目線の書き方に好感
今回も前作同様にケーススタディが充実していて、それぞれがストーリーとして楽しめた。

しかも今回はそれぞれのストーリーのボリュームが大幅にアップしていた。

読み応え充分だ。

さらに、前作もそうだったが、著者が読み手の立場にたって考え、悩み、驚いているところに好感が持てる。

仕組み所有者の思考を抽出したのも、読み手の仕組み作りにできるだけ役立てたいという思いがあったからだろう。

だからこそ、これには、成功者による成功本とは違う、客観性のある面白さ、学びのポイントがある。

自分も読者サイドに立った視点による仕組み作りのポイントを何度も読み返し、ビジネスに役立てたいと思う。
第3弾はどうなるのか期待
面白い。
前著も読んだが、単なる続編にとどまっていないのがいい。

今回も綿密な取材によって、「自分が動かずとも自動的に収入を得る仕組み」を築いた達人が次々登場。ひとつひとつのエピソードだけでも十分面白いが、本著では、彼らに共通する「思考」にフォーカスしているのが秀逸だ。

その分析がまことに学術的で、最後には「体系化」までしてしまい、さらに、前著まで引っ張り出してそこからも「仕組み思考」を読み解くという念の入れよう。

こうした、単なるビジネス書籍の枠を超えて読者を楽しませようとする本著の姿勢には素直に好感が持てる。

読後はすっかり仕組み思考理論に洗脳されてしまった(笑)。実際、この仕組み思考は、日々の暮らしや仕事にも応用できそうなものが多い。

ハードルは高いと思われるが、第3弾の登場が今から楽しみだ。


内容の厚みを増した
前作の『結局「仕組み」を作った人が勝っている』も読んだが、
本書はそれと比べて、かなり内容の厚みを増していると感じた。

単に成功者のケーススタディーを並べるのではなく、
そこから「思考」のエッセンスを抽出した上で、著者による考察を加え、
様々なビジネスに応用可能にしているのがいい。

「『仕組み』作りはそう簡単にうまくいくものではない」
として、トライ&エラーの必要性をきちんと強調している点も、
最近多い「楽をしてお金を儲ける」といった類の本と一線を画している部分だと思う。
関連書籍