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この本に関する書評
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Amazonレビュー
まず、この作者は伊達政宗に対する敬意が全く無いように思えます。
政宗が好きな方、これから興味を持って知りたいと思っている方にはお勧めしません。
政宗は確かに苛烈な野心家であり、豊臣、徳川に従いながらも、何度も策略を
めぐらせて天下を取ろうとした最後の戦国武将とも言える人ですが、それだけが
彼の魅力ではない。
武芸にも秀でた教養人であり、62万石の領地を実石200万石とも言われるほど豊かに
開拓した優れた統治者であり、多くの現存する直筆の手紙から、家族や家臣を気遣う、
繊細さと不器用さがうかがえる、ほんとに魅力的な武将であると思うのです。
しかし、本作品は主人公として取り扱った政宗をまったく生かしていないのです。
それもそのはず、下巻のあとがきで明かされていますが、この作品を書くきっかけが
以前に書いた「天地人」を執筆した時に、主人公直江兼続の敵として描いた政宗に興味を
持ったから、との事。
この「天地人」は主人公サイドの敵方の描写はひどくこき下ろされているのです。
その感覚のまま、政宗を描けば、淡々と史実をなぞるだけになるのも納得。
刊行ペースの速い作者なので、それほど推敲もされなかったのだろうと思われます。
ホントに、政宗好きな方にはお勧めしません。私も読んでいて大変不快でした。
数多く歴史物を読んでいる方が他の作品群と比較する為に読むのであれば
良いかと思いますが、それ以外の方にはお勧めしません。
政宗が好きな方、これから興味を持って知りたいと思っている方にはお勧めしません。
政宗は確かに苛烈な野心家であり、豊臣、徳川に従いながらも、何度も策略を
めぐらせて天下を取ろうとした最後の戦国武将とも言える人ですが、それだけが
彼の魅力ではない。
武芸にも秀でた教養人であり、62万石の領地を実石200万石とも言われるほど豊かに
開拓した優れた統治者であり、多くの現存する直筆の手紙から、家族や家臣を気遣う、
繊細さと不器用さがうかがえる、ほんとに魅力的な武将であると思うのです。
しかし、本作品は主人公として取り扱った政宗をまったく生かしていないのです。
それもそのはず、下巻のあとがきで明かされていますが、この作品を書くきっかけが
以前に書いた「天地人」を執筆した時に、主人公直江兼続の敵として描いた政宗に興味を
持ったから、との事。
この「天地人」は主人公サイドの敵方の描写はひどくこき下ろされているのです。
その感覚のまま、政宗を描けば、淡々と史実をなぞるだけになるのも納得。
刊行ペースの速い作者なので、それほど推敲もされなかったのだろうと思われます。
ホントに、政宗好きな方にはお勧めしません。私も読んでいて大変不快でした。
数多く歴史物を読んでいる方が他の作品群と比較する為に読むのであれば
良いかと思いますが、それ以外の方にはお勧めしません。
、帯のあおり文句につられて購入しましたが、上巻のみしか読まず。下巻は同時に購入したものの、まだ開いてもいません。
政宗を主人公とした小説はほぼ全部読んできましたが、一番面白くありませんでした。
人物造形も文章も、ご都合主義的かつ陳腐です。目新しさも、文章としての面白さも感じられません。
今までに多くの作品が出ている武将を主人公にするのは、過去の名作と必然的に比較されてしまう点では作者に同情しますが、そういう題材を選んだのもまた作者の責任です。
政宗を主人公とした小説はほぼ全部読んできましたが、一番面白くありませんでした。
人物造形も文章も、ご都合主義的かつ陳腐です。目新しさも、文章としての面白さも感じられません。
今までに多くの作品が出ている武将を主人公にするのは、過去の名作と必然的に比較されてしまう点では作者に同情しますが、そういう題材を選んだのもまた作者の責任です。
天性の才能があっても、戦国時代に遅れて生まれた来たならば、どうすべきか?
政宗の葛藤が見事に表現された1冊である。
上巻は、若き政宗の爆発力が表現されていて勢いがある。しかし、その勢いも天下を収める豊臣秀吉の前に封印される。しかし、政宗の野望は衰えるどころか、さらに磨きをかえて成長していく。
この心の描写のが苦悩と希望のバランスを表現していて、単なる戦小説ではない点が評価する。才能があっても、その才能を腐らせない道を説いている。
政宗の葛藤が見事に表現された1冊である。
上巻は、若き政宗の爆発力が表現されていて勢いがある。しかし、その勢いも天下を収める豊臣秀吉の前に封印される。しかし、政宗の野望は衰えるどころか、さらに磨きをかえて成長していく。
この心の描写のが苦悩と希望のバランスを表現していて、単なる戦小説ではない点が評価する。才能があっても、その才能を腐らせない道を説いている。
政宗の野心ありありの時の権力者との駆け引きが面白かった。
発売されてからすぐに書店で購入しましたが、正直後悔しました。
読後しばらく経っているせいもありますが、心に響いた部分やエピソードを全く思い出せない作品です。
何より、読んでいて不快になりました。
まずひとつに、愛姫や飯坂の局との濡れ場は物語の流れの上で必要なかったのでは?
ページ数も限られた中でわざわざ描かれた割には特に内容も無く、愛姫の心理描写も中途半端(ひどい扱いをされて夫婦間に溝があったはずなのに、大したエピソードもなくいつの間に「分かり合えた」とかなっている)、飯坂の局に関してはその為だけに登場したんじゃないの?と思ってしまう程の扱い。
この辺り、なんというか、女性として不愉快でした。
こういう場面って読者へのサービスなんでしょうか?
個人的には、こういう物語上あってもなくてもいいような場面よりも、もっと他に掘り下げる所があっただろうと思うのですが…。
そして、荒々しさや野心ばかりが描かれ、芸術の分野にも秀でているとはとても思えない頭の悪そうな政宗、恨みでもあるのかと思うくらいにこき下ろされて描かれている喜多など、政宗の膝元と呼ばれる地で育った人間から見るとどうにも眉間にシワが寄ってきてしまいます。
この作者、本当は政宗が嫌いなのでは?とすら思いました。
私は主に上記の理由で楽しめませんでした。
他にも気になる点はありましたが、他の方も書いていらっしゃるようなので割愛します。
今は戦国ブームで伊達政宗も人気のある武将の一人ですが、かっこいい政宗が見たいという方は別な本を手に取った方がいいと思います。
読後しばらく経っているせいもありますが、心に響いた部分やエピソードを全く思い出せない作品です。
何より、読んでいて不快になりました。
まずひとつに、愛姫や飯坂の局との濡れ場は物語の流れの上で必要なかったのでは?
ページ数も限られた中でわざわざ描かれた割には特に内容も無く、愛姫の心理描写も中途半端(ひどい扱いをされて夫婦間に溝があったはずなのに、大したエピソードもなくいつの間に「分かり合えた」とかなっている)、飯坂の局に関してはその為だけに登場したんじゃないの?と思ってしまう程の扱い。
この辺り、なんというか、女性として不愉快でした。
こういう場面って読者へのサービスなんでしょうか?
個人的には、こういう物語上あってもなくてもいいような場面よりも、もっと他に掘り下げる所があっただろうと思うのですが…。
そして、荒々しさや野心ばかりが描かれ、芸術の分野にも秀でているとはとても思えない頭の悪そうな政宗、恨みでもあるのかと思うくらいにこき下ろされて描かれている喜多など、政宗の膝元と呼ばれる地で育った人間から見るとどうにも眉間にシワが寄ってきてしまいます。
この作者、本当は政宗が嫌いなのでは?とすら思いました。
私は主に上記の理由で楽しめませんでした。
他にも気になる点はありましたが、他の方も書いていらっしゃるようなので割愛します。
今は戦国ブームで伊達政宗も人気のある武将の一人ですが、かっこいい政宗が見たいという方は別な本を手に取った方がいいと思います。