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ダイアローグ 対話する組織

ダイアローグ 対話する組織

出版社 ダイヤモンド社
著者 中原 淳 長岡 健
発売日 2009-02-27

この本に関する書評

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Amazonレビュー

中原氏の著作全般に言えることですが、既出理論の整理の域を出ていないので、目新しさはありません。しかしダイアローグについてきれいに読みやすく整理してくれているのは、とてもよいのでは。
ただ、「ダイアローグ」という概念を、改めて組織論の中に提出したのはデヴィッド・ボーム(『ダイアローグ〜対立から共生へ、議論から対話へ』金井真弓訳)ですし、同名の著書を同分野から出しておきながら、ボームの著書に全く触れていない姿勢には「?」。「対話(ダイアローグ)」という一般用語でしかなかった言葉を、重要な概念であると述べ、ビジネス界に大きなインパクトを与えたのはボームです。そこを抜いてしまったので、他の方が書いたように、「わざわざ“対話が重要”なんて・・・?」という疑問が出るのは当然のことです。本書の内容には関係ないですが、著者があたかも自分がはじめて対話の重要性を「発見」したかのように書いているのは(よく読むと、エクスキューズは書いてますが)、いただけないなあと思います。読みにくいけど、本書を読んだ人にはぜひボームも、「原典」として、読んでみることをおすすめします。
本書の評価がこれほど割れていることに驚きました。私は☆5つ、高く評価している側ですが、
評価が低いレビューを読むと、「ああ、そういうふうに感じるのか」と新鮮な驚きがありました。
なので、評価の低いレビューに「参考になった〜はい」に投票しています。とは言え個人的には
まさにこの評価の差を埋めるのに、やはり「対話」は極めて効果的だと感じます。

本書にもありますが、「対話」で全てが解決されるわけではありません。しかし多くの職場環境
を眺めると「対話」の占める割合が圧倒的に少なく(本書で言うところの「対話」になっていない
「対話」は溢れていますが)、そこに組織として着眼することで解決の可能性も広がっていくよう
に感じます。ポイントは「対話」それ自体ではなく、「対話」の先に生まれる「変化」です。

例えば「カフェ・ダイアログ」の実際や細かな運営上のポイント&背景などを先に知っていると、
本書の見え方もすいぶんと変わるのではないでしょうか。

人材開発に長く携わり、勉強を重ねてきた人であればあるほど落ちる本だと思います。
(こう書くと他のレビューを「裸の王様」的に縛ってしまいそうですが(笑))

多分、多くの人材開発に携わる人は、数々の経験則や素朴理論ってのを持ってると思うんですが、アカデミックな観点から、「ああ!そういうことだったのか!そういう風に説明するのか!」と随所に発見があります。

ビジネスマンは誰もが一度読んでおくと、職場におけるすれ違いとかがなくなって、知が生まれる組織になるのではないかと思います。こういう本が広まると、世の中が成熟していくんだろうなぁ。

評判が良くて、結構ビジネス誌にも登場する准教授の著書なので一応チェックしてみましたが、定義がよくわからない英語と、理論の引用のオンパレードで、結局本質が何なのかわからないですね。

ダイアローグとあえて英語にする意味、あるのでしょうか。対話が重要なんて当たり前ではないでしょうか。

今さら、対話する組織、と言われても、経営の第一線でやってきた人々には、とくに学びはありません。教育学者が経営を語ると、こうなる、みたいな本でしょうか。

対話、についての理論を色々知りたい、という方にはいいと思います。
さらっと読んでみましたが、前評判がよかった割には、私にとっては新鮮味のないものでした。むしろ、教授がこねくり回した感じで、本にもありましたが、少なくとも私には「伝わっていない」です。対話と会話、議論などの違いについては、参考になりましたので、☆3つ