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ななつのこものがたり

ななつのこものがたり

出版社 東京創元社
著者 加納 朋子
発売日 2005-09-30

この本に関する書評

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Amazonレビュー


〈はやて〉という名前の男の子が、夜寝る前、おかあさんに絵本の
「ななつのこ」を読んでもらっている、という体裁が採られています。

よって、『ななつのこ』の作中作が、そのまま作品化されているのでは
なく、〈はやて〉に話しかける「おかあさん」の台詞も挿入されています。


この「おかあさん」が……なわけでw


単なる作中作の作品化ではなく、シリーズの後日談といえる作品です。




「ななつのこ」の作中作、「ななつのこものがたり」ですが、「ななつのこ」のなかに出てくるものと完全に同じというわけではありません。
おかあさんがはやて君に語る、もう1人のはやて君の物語。菊池さんの絵もとっても素敵です。
どうぞ、駒子ちゃんが主人公のミステリ三部作「ななつのこ」、「魔法飛行」、「スペース」の次に、「ななつのこものがたり」を読んでみてください。幸せで、ほんわかした気持ちになれます!!
 「ななつのこ」はご存じ加納朋子のデビュー作だが、その作中で語られる絵本が1冊の独立した絵本になった。
 「ななつのこ」を読んだ後、作中作の本書を読み、また作中内の現実として語られる事件を読み返す、という読み方もあるし、絵本の体裁をそのまんま子どもに読み聞かせてもよい。ちょっとミステリアスな絵本、ということで、単独のミステリ絵本としても楽しめそうだ。
 スイカ畑、空の色、蝶、竹藪、あじさい、、、ただでさえ、「色」を感じさせてくれるのに、それにきちんとした絵がついているので、満足できる。その「絵」を書いているのは、菊池健。加納朋子の一連の作品装丁や挿絵をかいているので、この人以外はいないでしょう。

ななつのこものがたりは小説「ななつのこ」(加納朋子)の作中作です。
「ななつのこ」の主人公・入江駒子の出会った素敵な絵本、作品の中で語られる一冊が作品中の『ななつのこ』でした。
この『ななつのこ』が菊池健さんの素敵なイラストによって絵本になった・・・ってだけではないのです。
「ななつのこものがたり」は『ななつのこ』をお母さんがはやてくんという男の子に向かって語っていくという点において『ななつのこ』とは違うものになっています。
読んでみてください。最後の驚きと喜びは読まなくては得られません。