情報
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掌の中の小鳥 (創元推理文庫)
出版社 東京創元社 著者 加納 朋子 発売日 2001-02
この本に関する書評
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Amazonレビュー
短編連作で、登場人物が少しずつかぶっておもしろい。
ヒロインが凛々しく、過激に、可愛く、女らしい。
ヒーローが小賢しく、かっこよく、彼女にはへたれみたいな。
日常のちょっとした謎なぞ物語で、続きがみたいです。
謎の脇役の方々に関する事件とかみたいよねー。
一応探偵役が、彼なんだと思うけど、いいとこは彼女がさらっている気がする。
台風みたいな彼女?
ヒロインが凛々しく、過激に、可愛く、女らしい。
ヒーローが小賢しく、かっこよく、彼女にはへたれみたいな。
日常のちょっとした謎なぞ物語で、続きがみたいです。
謎の脇役の方々に関する事件とかみたいよねー。
一応探偵役が、彼なんだと思うけど、いいとこは彼女がさらっている気がする。
台風みたいな彼女?
『ななつのこ』が優しいミステリーなら本書は恋愛ミステリーで、この2作品が加納作品の双璧をなすと言っても過言ではない。
主人公の圭介と彼女の5つのミステリー譚が、お洒落なカクテル・バーを舞台に二人の恋の進行を織り交ぜて語られるもので、主に圭介が探偵役、彼女とバーテンダーがワトソン役といったところだが、もう一人の常連客の老紳士やときにはバーテンダーが推理の穴やゴマカシを突いたりして、一筋縄ではいかない凝った作りの作品である。
その中でもとくに好きなのが「自転車泥棒」で、『ななつのこ』全体に通じる優しさが感じられる作品である。また、盗まれた婚約指輪がケーキの中から見つかった「エッグ・スタンド」も、『ななつのこ』の中の「一枚の写真」と共通するものがある。
しかし、ミステリー作品としては、10分前までいた部屋の住人と荷物が消えてなくなってしまったという「できない相談」が、一夜にして一軒の屋敷が消えた謎を解き明かすエラリー・クイーンの名編『神の灯』を髣髴とさせる、加納作品中、随一の出来映えではないかと思う。
主人公の圭介と彼女の5つのミステリー譚が、お洒落なカクテル・バーを舞台に二人の恋の進行を織り交ぜて語られるもので、主に圭介が探偵役、彼女とバーテンダーがワトソン役といったところだが、もう一人の常連客の老紳士やときにはバーテンダーが推理の穴やゴマカシを突いたりして、一筋縄ではいかない凝った作りの作品である。
その中でもとくに好きなのが「自転車泥棒」で、『ななつのこ』全体に通じる優しさが感じられる作品である。また、盗まれた婚約指輪がケーキの中から見つかった「エッグ・スタンド」も、『ななつのこ』の中の「一枚の写真」と共通するものがある。
しかし、ミステリー作品としては、10分前までいた部屋の住人と荷物が消えてなくなってしまったという「できない相談」が、一夜にして一軒の屋敷が消えた謎を解き明かすエラリー・クイーンの名編『神の灯』を髣髴とさせる、加納作品中、随一の出来映えではないかと思う。
人の人生には他人が予想もつかない物語や真実が潜んでいるのだということを、
改めて感じさせられる作品でした。
作者は日常を、少しの謎を含んで二転三転させ、不思議な世界に変えていく。
それも現実的だけどお洒落で少し切なくて綺麗な世界に。
よくある現実を変えるきっかけはまさに、
“つまらない偶然プラス、ちょっとした作為”
なのだろう。
中身は濃く、幅があり、短編集のようで繋がりがあり、テンポよく進んでいきます。
一話一話の謎解きが素直に楽しめました。
こういう話の書き方ができる作家さんは大好きです。
改めて感じさせられる作品でした。
作者は日常を、少しの謎を含んで二転三転させ、不思議な世界に変えていく。
それも現実的だけどお洒落で少し切なくて綺麗な世界に。
よくある現実を変えるきっかけはまさに、
“つまらない偶然プラス、ちょっとした作為”
なのだろう。
中身は濃く、幅があり、短編集のようで繋がりがあり、テンポよく進んでいきます。
一話一話の謎解きが素直に楽しめました。
こういう話の書き方ができる作家さんは大好きです。
1995年の単行本の文庫化。
ゆるやかな連作短篇。身の回りで起きる、日常の不思議を解明していくという、著者得意の手法で、誰にでも楽しめる一冊。他愛もない謎ばかりだが、はっとさせられる結末が心地よい。
しかし、登場人物が定型的。著者の描くキャラクターには目新しさがない。人物造形も台詞もありきたりで、イライラさせられる。
それから、本書は『魔法飛行』などと比べると、投じよう人物の年齢層が、やや上がっているのだが、下手な青春小説家が大人の恋に脱皮しようとして失敗したようで苦しい。
ゆるやかな連作短篇。身の回りで起きる、日常の不思議を解明していくという、著者得意の手法で、誰にでも楽しめる一冊。他愛もない謎ばかりだが、はっとさせられる結末が心地よい。
しかし、登場人物が定型的。著者の描くキャラクターには目新しさがない。人物造形も台詞もありきたりで、イライラさせられる。
それから、本書は『魔法飛行』などと比べると、投じよう人物の年齢層が、やや上がっているのだが、下手な青春小説家が大人の恋に脱皮しようとして失敗したようで苦しい。
ミステリーというと、探偵登場とか、殺人事件とか、密室トリック、とかそういう感じのものが多い気がするが、これは、日常の生活の中のミステリー。
ここに登場する、主人公の二人を、私は個人的に、あまり好きではない。特に、紗英のことは嫌いと言ってもいい。
でも、そういう好き嫌いとは関係なく、楽しめた。
登場人物がリアルに感じられて、実在の人物の様にも感じた。
読後、爽やかな日常ミステリー。
ゆっくりと、情景を思い描きながら、読むことをお薦めします。
ここに登場する、主人公の二人を、私は個人的に、あまり好きではない。特に、紗英のことは嫌いと言ってもいい。
でも、そういう好き嫌いとは関係なく、楽しめた。
登場人物がリアルに感じられて、実在の人物の様にも感じた。
読後、爽やかな日常ミステリー。
ゆっくりと、情景を思い描きながら、読むことをお薦めします。