情報
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呪文の織り手 <デイルマーク王国史3> (創元推理文庫)
出版社 東京創元社 著者 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 三辺 律子 発売日 2004-11-25
この本に関する書評
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Amazonレビュー
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ のファンだからこそ、ちょっと辛口な点数になってしまいました。デイルマーク王国史の三部作を期待して開いたからには、人物一人一人のもう少し細かな描写と動機付けが欲しい気がした。
とはいえ、この本のテーマである伝説と宗教観の融合を平易な文章で鼻につかずに描ききっているのは、ジョーンズならでは。
できれば少し先まで長くこの先のストーリーを書いて欲しかった。
とはいえ、この本のテーマである伝説と宗教観の融合を平易な文章で鼻につかずに描ききっているのは、ジョーンズならでは。
できれば少し先まで長くこの先のストーリーを書いて欲しかった。
山、海、ときて、第三の舞台は川。
しかも時代は遡り、これまでとはまた違った雰囲気の語りだ。
語り手は五人兄弟の四番目、タナクィ。
彼女は、物語を機に織り込んでいるのだ。
母親をなくし、父親と一番上の兄までも戦争で失った四人は、
自分たちの属する民からも追われ、川を下ることになる。
私はすっかり健気な子どもたちに心を奪われ、涙ぐむこともしばしばあった。
自分に子どもがあるということは、子どもの気持ちになったり
親の気持ちになったりしながら読める楽しみがあるということだ。
その辺りも、やはりこの本の大きな魅力となっている。
「見えないものや触れられないものの中にも、本物はある」
「〈不死なる者〉を神と呼んだのは、人間たちの方だ」
こんな言葉たちを操り、物語に織り込むとは、またまたジョーンズにしてやられたという感じ。
さて、タナクィが織ったローブには、何が浮かび上がったでしょう。
並べると一枚の絵になる表紙とともに、完結作第四部の発行が待ち切れない。
しかも時代は遡り、これまでとはまた違った雰囲気の語りだ。
語り手は五人兄弟の四番目、タナクィ。
彼女は、物語を機に織り込んでいるのだ。
母親をなくし、父親と一番上の兄までも戦争で失った四人は、
自分たちの属する民からも追われ、川を下ることになる。
私はすっかり健気な子どもたちに心を奪われ、涙ぐむこともしばしばあった。
自分に子どもがあるということは、子どもの気持ちになったり
親の気持ちになったりしながら読める楽しみがあるということだ。
その辺りも、やはりこの本の大きな魅力となっている。
「見えないものや触れられないものの中にも、本物はある」
「〈不死なる者〉を神と呼んだのは、人間たちの方だ」
こんな言葉たちを操り、物語に織り込むとは、またまたジョーンズにしてやられたという感じ。
さて、タナクィが織ったローブには、何が浮かび上がったでしょう。
並べると一枚の絵になる表紙とともに、完結作第四部の発行が待ち切れない。