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幸運は予定通りに訪れる

幸運は予定通りに訪れる

出版社 PHP研究所
著者 河原 邦博
発売日 2008-11-19

この本に関する書評

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Amazonレビュー

なぜこの人は次々といいアイデアが出せるのか?それは、直感とロジックを
使い分けて、直感を重んじているからです。

確かに、理由と結果が明確に分かるなら納得しやすい。しかし、風に吹かれて
枯葉が落ちるという事実を明確に説明しきることは難しいです。というのも、
風は、どこから吹いたでしょう?気象学の確率・統計の話になりますね。

この確率論になるからこそ、ロジックでは説明しきれないため、普段使って
いる五感に直感を加えた「5.1感」を使うことが強調されています。

なお、ロジックは完全否定ではなく、直感で「頭の中で妄想の虫がむくむくと
大きく」なり羽化する仮説を検証するために使っています。
また、突然ひらめく天才型でもなく、「何かものを作るとき、まったくのゼロ
から作り出すというのは非常に難しい」と認めています。実際、著者も、既存
技術の組み合わせや、友人・知人との僥倖で新商品を生み出していますし。

以上のことが、経験を基に序章にまとめられて、詳細が本文にあります。
序章だけでも読むべきでしょう。
 この本のキーワードは「5.1感」です。
 私なりの言葉で言うと、「五感を研ぎ澄ましたゆえに磨かれるそれ以上の直感」と言ったところでしょうか。
 著者の会社は「おばけ探知機」「すし型メモリ」など奇妙奇天烈というか、「けったいな」ものを開発し、快進撃を続けておりますが、その秘密の一端がこの本に明かされています。
 ヒット商品を生み出したい人、普段とは違う発想を手に入れたい人のための好著ではないでしょうか。
 短くて読みやすく、おすすめです。