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ねこ耳少女の量子論~萌える最新物理学~

ねこ耳少女の量子論~萌える最新物理学~

出版社 PHP研究所
著者 竹内 薫 藤井 かおり 松野 時緒 (漫画)
発売日 2009-02-07

この本に関する書評

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Amazonレビュー

 難しい物理用語を使わずに漫画形式で、量子論の概念を伝えたというところが素晴らしいですねっ!
 萌えるってことは、感情が揺さぶられてるってことですので、勉強したことも記憶に残りやすいでしょう。
 半年前にこれを読んだときは漫画だけを楽しみましたが(おい)、今ではその漫画を読むと、あのことを言ってるのか! という感動もあります。
 本格的に物理学を勉強した人も読んでみると優越感に浸れるかもしれませんよ♪
 もちろん、物理に苦手意識があるけど好きになりたい! って方にもおすすめです♪
 女性読者もけっこういらっしゃるようですね♪
これを読んで、さらに量子論への疑問が深まるかもしれません。
でもそれも、この本の意図通りなのかもしれませんね。

人によって、量子への理解が決定的になることもあれば、さらなる疑問が
わいてしまうかもしれない、そういった内容です。

おもしろいなーと思ったのが、主人公の高校生男子がもってるヘンな高揚感と、
量子解説をやさしいながらマジメにしてるあいりちゃんとのギャップがツボでした。
特に思ったのは、量子論研究上のお話と、この物語との絡みあたりがうまく
できている点です。ここが物語に深みを与えていると思います。

こういうのが嫌いでなければ、おそらく一気に読めてしまうでしょう。
専門書ばかりでなく、図書館にはこういう本も置いて欲しいと思います。

さすがPHP、元素の本ではアレレ?と思いましたが、
コレを読んで感動した。侮りがたし。
量子論というのは、概念から理解し難いものですから
その説明が難しいのは理解できますが。
本書での説明は簡単に流しているだけで分りづらい

マンガの中で主人公とその案内役の少女によって、量子論が説明されるとの内容ですが
説明が非常に簡潔で概念を簡単に教えているだけです。
簡潔すぎてかえって理解が出来ません。

それにどうにも納得がいかない説明もある
シュレディンガーの猫の説明でも、猫はマクロの存在だから量子とは違うと断じていますが
この思考実験で重要なのは、量子とマクロの存在である猫とが密接に関連する状況下ではどう説明するかであり
その状況で猫はどのような状態になるかを論ずる事にあります。
だからこそ、いまだにこの思考実験を説明できた人物は存在しないのですから

もちろん量子論は非常に難しい概念で成り立った科学であり、生半可な勉強では理解する事は出来ないものですから。
そもそも素人がその片鱗なりとも触れるというのは無理な話だと思いますが
この本は説明が簡単すぎて、余計に量子論の概念や考え方も理解出来ないと思います
化学の知識は高校一年生までしかやってない自分ですが、
正直解らなかったです。
結局量子ってなんなんでしょう?
超ひも理論とか量子テレポーテションとか話しに統一感があるのかないのか解りませんが、自分は話しが飛び飛びでよく分からない感じでした。

あと説明の台詞が多すぎて漫画という媒介を使った意味がよう解りません。
漫画を描いた人もよく分からずに漫画を書いたって感じがします。
正直、初心者向けとは思えないし、解る人からすれば今更こんなの不要って感じでしょうかね?

ついでに、ストーリー部分もよく分からなかったです。
結局あいりちゃんの正体は何?
ネコだったの?じゃぁ最後のあの娘は何者?(ネコ耳ではなかったが・・)
あと魚が嫌い設定も意味不明。
ネコなら魚大好きじゃね?

良いところといえば、あいりちゃんが可愛い点、断片的に量子に関する知識を得ることが出来たぐらいですかね・・・
上辺だけの知識っぽいものを得るためだったら良いと思いますね。
安いし、専門書に比べれば読み安い、ネタにもなるし等の理由で買うための敷居は低いかなと思います。
言い方は丁寧でも言ってることは丁寧でない。
心理的影響としてはプラスマイナスでゼロになるような気がする。
ある程度量子論をかじっている人でないと厳しい部分があると思う。
個人的に、物理や数学を人にわからせる最も効果的な方法は、イメージを映像で示すことだと思う。文章や絵ではなく。
ただ、量子論への興味はとてもでた。
漫画で分かりやすくしようというのはとてもいい試みだとは思う。
物事の習熟のコツが成功体験の積み重ねであるのであれば、徹底的に入門書して読者にわかるというプラスのイメージを与え、続編を出し少しずつ理解を深めさせていけばいいと思う。
基本と呼べるほど難しくはなく入門と呼べるほど簡単でもないと思うので、この本は中途半端だと思う。