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言いたいことが確実に伝わる17秒会話術 (アスカビジネス)

言いたいことが確実に伝わる17秒会話術 (アスカビジネス)

出版社 明日香出版社
著者 安田 正
発売日 2008-08-07

この本に関する書評

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Amazonレビュー

仕事のうえで、お客さんを相手にしたり、社内に報告を行う機会が多いビジネスパーソン向けの内容です。

著者の論点は「聞き手を意識して話をしよう」ということです。そのうえで、「簡潔さ」「内容を相手の記憶に留めさせること」を念頭に17秒で会話をまとめることを提案されています。「話すときは、原則として1トピック」p.111や「まとめ上手は聞き上手」p.157など、相手の立場に立って話をする、それがつまりタイトルの17秒につながってきます。

相手が求めることを確実に伝えることも仕事の大事な要素のひとつです。この本に書かれている考え方を意識しつつ、日常のなかで実践していけば、会話のなかで「相手に確実に伝わっているな」と実感する機会がどんどん増えていくと思います。ビジネスシーンだけでなく、プライベートのシーンでも十分に通用する内容で、大変参考になりました。
ビジネスにおけるコミュニケーションスキル(会話編)に位置する本書の類書は数多くあるだろう。
けれど、17秒というタイトルにひかれてたまたま手にとった本書に、自分の話し方の問題点がそのものずばり!具体例で載っていたため、客観視出来てとても有用だった。
☆5をつけさせていただく。

本書はいかのような章立てである。

1章「言いたいことが伝わらない」にはこんな原因があった
2章「言いたいことが伝わる」にはこんなヒミツがあった
3章「言いたいことが伝わらない」のはこんな話し方だった
4章「話がかみ合う」にはこんなポイントがあった
5章「話をまとめる」にはこんなコツがあった
6章「話を整理する」にはこんなやり方があった

1章はミスコミュニケーションの原因分析、2章は「17秒」という数字の秘密、3章は会話具体例、4章は会話のキャッチボールをするためのポイント、5・6章は要点を絞って正確に伝える方法である。

冒頭にちらりと書いたが、この中で、3章の「意味がわからない」と言われてしまう話し方(主語不明・話題が飛ぶ)で例に挙げられていた日本語が堪能な外国人の話し方は、正に自分の話し方である。
日本語母語話者だろうとなんだろうと、通じない日本語は通じない。
多方面から指摘されて、話し方を注意するようになり、前後の文脈を意識するようになった。


本書には、日本文化、日本語の話し方の特徴(結論を最後にもってくる)なども踏まえた上で、ビジネス上のコミュニケーションを円滑にすすめるためのアドバイスが凝縮されている。
平易な言葉で多くの具体例を挙げて書かれているため、最後までさらりと読めてしまうが、実行に結びつけるためには何度か読み直すことが必要かも知れない。
コミュニケーションの積み重ねで今の仕事は成り立っていると思う。うまくいいたいことが伝えられない可能性を少しでも排除したくて購入通読
読んでみると、日本語の特徴を考慮に入れながら論理的な会話をするための手法を紹介してくれている。ビジネスマンとしてコミュニケーションを実践するときには意識する必要のある内容が多々記載されていると思う。「メンタルモデルの違いを認める」「日本語はハイコンテクスト」などという分析は面白かったし意識しておく必要のあるものだと思う。本書では17秒で会話を終わらすための技術ではなく、最初の17秒をどのように有効的に使うべきかを提案してくれていて、その17秒は全体を俯瞰できうる論理的な文章にするべきだとの提案をしている。
相手に伝えたいことが伝わらない時には「伝達」という作業は失敗にあたる。その可能性を少しでも排除したいと考えている人には進められる書籍になっていると思います。
本書は会話において意図が伝わらない原因を詳細に挙げている。「話がわからないと言われる」という人は読んでおいて損はないだろう。自分がどのタイプに当てはまるのかよくわかるのではないか。

ただ、内容としてはそう深いものではないので、買うよりも借りてきて一度読めばいいかという程度だ。また早読みして、自分に特に該当するところだけをゆっくり読むのがいい。
新しさを感じない人もいるかもしれないが、再認識するためにも読む価値はある。
「17分で話す」とは、これらから話そうとする「ある問いへの結論」や「物事の説明」を構造的に17秒で示すこと。
書かれている話し方の雛型(パターン)の利用は難しいものではなく、いかに意識的に使うかが重要だと思う。
この雛型を使って、英語でのビジネス会話パターンを作ってみようと思う。英語だと日本語で話すときよりも、もっと散漫な話し方になってしまうが、これを改善できるかもしれない。