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あたりまえだけどなかなかつくれない チームのルール (アスカビジネス)

あたりまえだけどなかなかつくれない チームのルール (アスカビジネス)

出版社 明日香出版社
著者 小倉 広
発売日 2008-11-05

この本に関する書評

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本書の主な内容は下記の通り
@チームリーダーの仕事は、短期的な成果と長期的な成果をあげることの両方である
A長期的な成果をあげるためにはメンバーを育成していく必要がある
B信頼の基本法則−「相手を大切にする」「自分を指差す」「誠実である」
Cみんなのビジョンは、リーダーだけでなく、皆で一緒につくることが大切
Dどんなに小さなチームにも、リーダーを支えるナンバー2は必要
E強いチームは成功をその場で祝う
F毎週のミーティングでメンバーに仕事の自慢を報告させよう
Gメンバーにチームの存在意義を語り続けよう

著者の提案は100項目もあります。それらを本当に実践できたら凄いチームになることは舞い違いないでしょう。

ご自身が提唱している「ビジョナリー経営」論を中心に、組織論、リーダー論、モチベーション論などが体系的に述べられている。今のところ、これが小倉広ソフトの決定版と言ってよいのでは。 非常に誠実な人柄が伝わってくるのもこの人の魅力。 スキルよりも理念型の経営を推奨し、「人を育てる人」を育てることをモットーに、エネルギーがいるであろう経営の核心部分で勝負をしている。 ベストセラー『ビジョナリーカンパニー』を思わせる理論も。 ビジネスパーソンは読んで損のない一冊かも。


本書は、項目が100個と多く、また各項目の多くは、実際実行するのは結構大変。
しかし、著者の実体験から語られているノウハウは、徹底実行してみる価値はあると思う。

読む際のポイントは、

1.大構成を理解する。
「リーダーの役割」 (1章)
「チーム作り:初級」 (2〜5章)
「成果を出すプロセス」 (6〜7章)
「時間術」 (8章)
「チーム作り:上級」 (9〜10章)
「昇進の仕方」 (11章)
という構成。
つまりチーム内の関係性をとても重視している。
(これが著者の世界観なのだろう)

2.第一章「リーダーの5つの基本行動」との親子関係を理解する。
<メンバーを動かす・育てる・結果を出す・言い訳しない・矛盾の解消と創造>
の、特に前3つのどれを目的とした行動なのか、意識して読むこと

かと思う。

最近のリーダー職は、成果を出すことへのプレッシャーが強いはずだ。しかし、その前に時間と手間をかけてチームをつくるべきだ、という大きな価値観が全体に一本通っている。

まさに「ストロングタイプ」、本気でリーダー職に打ち込む覚悟のある方に向けて、星5つ。
手っ取り早いノウハウが欲しい方でも、ピンポイントで使えるものは多いと思う。ただし、すぐ使えるわかりやすいノウハウをさっと知る、というタイプではない。
「あたりまえだけどなかなかできない○○○」シリーズの1冊で、表紙デザインも装丁も他のシリーズと同じで地味な印象です。
 ところがこの本、標準的なリーダの役割を書いてお茶をにごす教科書的な本ではありません。帯に「ぬるま湯メンバーが常勝チームに変わる!」と書いているとおり、ストロングタイプのリーダーを目指す本なのです。

 なにしろ、著者の小倉さんの前著は『上司は部下より先にパンツを脱げ』という、体育会系まる出しの題名でした。
 本書も、冒頭から読者にきびしい覚悟をもとめるエピソードからはじまっています。

 それは、小倉さんが自分の会社の部長に「最近、メンバーの日報に空白が目立つ」と指摘したときのことでした。部長の「その通りです。あれだけ毎日伝えているのに……」という答えを聞き、小倉さんは耳をうたがいます。まるで部下が悪いと言わんばかりの口ぶりだったのです。

 小倉さんは「我が社の部長にしてこのレベルか」と呆れてしまいました。

 小倉さんの考えでは、リーダーとは「思い通りにならない他人を通じて目標を達成する」人のことを指します。伝えただけで人が動くのなら、リーダーなんて要らないのです。
 これほど厳しい小倉さんですので、「リーダーのストレスを軽くしてくれる本」と期待してはいけません。むしろプレッシャーをかけてくる本だと覚悟して読みはじめましょう。

 ほめたり、叱ったり、あらゆる手段を使ってメンバーを動かす。
 そのための具体的方法が本書には100項目書かれています。

 著者が「ことあるごとにめくっていただきたい」と書いているとおり、困ったとき、悩んだときの辞書がわりによいかもしれません。
知らなかった。そうだったのか…。これが感想です。
管理職として部下を持ちはや数年。なぜ部下が動かないのか?不思議でならなかったのですが長年の謎が解けました。そもそも部下は思い通りに動かないのがあたり前だったのですね。目からうろこです。そして、思い通りに動かない部下をなんとかするためのヒントが100個ある、と。非常にシンプルな構成で使えるものがたくさんある、と感じました。以下、記憶に残ったものをいくつかあげます。●不安や不満や?をすべて吐き出させよう ●ダメな二割をなんとかしよう ●相手を変えようとせず自分が変わろう ●メンバーのためにすべてを投げ出せる人をナンバー2にしよう ●手帳に書いていないことは実現しないと心得よう ●親、兄弟、友人を大切にしよう 特に最後の100個目のルールが腹に落ちました。深い、です。