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五十歳からの成熟した生き方―スピリチュアルな成長へのいざない

五十歳からの成熟した生き方―スピリチュアルな成長へのいざない

出版社 海竜社
著者 天外 伺朗
発売日 2006-11

この本に関する書評

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Amazonレビュー

ソニーでCD、NEWS,AIBOなど様々な商品を開発されてきた、
かつて24時間戦える戦士だったころから一段と成長されてしまって、
狭義の競争社会から卒業された天外さん。
究極の幸せが、自然とともに歩む事にあるとして、活動されています。
本書の内容は、既存著書の要約もありますが、新しい展開や補足説明を追加した、
中間報告として読むと納得がいきます。
アメリカインデアンの長老たちとの交流が、実は大河の流れにそった共時性による出来事として
まとめられている。大鳥たちからの祝福を受けたる者としての活動は面白い。
千の風にのっての詩や、東京湾の浄化の見方など、あたらしく読み取れる内容もあります。
最終的には瞑想による自覚につながっていきますが、日本神道や仏教、心理学、コーチング理論
などへもひろがっていきそうです。
現在進行中の彼の活動の中間報告書として、読みやすくまとめられています。
著者自身が冒頭に書いているように、
出版社からの依頼があってから「老い」について考えた内容なので、
訴えたい熱い想いが全然伝わってこない。

マスコミに出ているスピリチュル界の人が「全員間違いなく単なる病気」
と決め付けるその傲慢さや、ところどころに顔を出す「自慢」にも辟易する。

自身を「『人生の達人』と呼ばれるには、程遠い。」と認めているのがせめてもの救いか。

前半はいいことを言っているのだが、実はウルマンやウィルバーなど、
ほとんどが受け売りの内容なので読んでいる途中で何度も止めようと思った。
後半になってやっと自身の体験によるインディアンの知恵についての話になるのだが、
自分のスピーチが大反響を呼んだと、スピーチを丸載せしてまたまたの自慢。
瞑想法についても書いているが、これもまたどこかのワークでよく聞く方法だ
自慢が多すぎるわりに、ご本人は深くないのが「痛い」。

「AIBOの開発者」という後光だけが虚しく光っている。