情報
-
-
なぜ、めい王星は惑星じゃないの?―科学の進歩は宇宙の当たり前をかえていく
出版社 くもん出版 著者 布施 哲治 発売日 2007-12
この本に関する書評
書評は登録されていません。
この本について書かれているページがありましたら、ご自由に登録して下さい。
Amazonレビュー
2006年、冥王星が「格下げ」になったニュースが大きく報道された後、
2007年、すばる望遠鏡のハワイ観測所のスタッフによるこの児童向けの本が出版され、
2008年夏この本が小学校高学年の読書感想文課題図書になり、
6年生の男の子が内閣総理大臣賞を受賞しました。
ニュースに興味を持った人が惹きつけられるタイトルがよく、
サブタイトルが、その答えになっていていいですね。
表紙も親しみ易い。
こういった小学校高学年から中学生向けの理系(?)の本は
読みやすく楽しくありがたいです。
もしかしたら、自分が小学生の頃手にとっても(難しそうと、まず敬遠したでしょうし)
理解できたかわかりませんが。受賞された男の子は、天文好きということですが、
すばらしいですね。
基礎知識もあまりなく、でも興味はあるという大人の私にとって、
冥王星についてはもちろん、
まず、宇宙って、地上から高さ100kmより上、
それはオーロラや流れ星の発生しているあたりからなんだとか、
その辺りからイラスト入りの説明があり、面白くわかり易ったです。
著者の布施博士は、課題図書の著者代表として、
---宇宙の研究を志すきっかけとなった図鑑は、三十数年経ったいまも研究室の書棚に並んでいます。現在はコンピュータやインターネットの時代ですが、それらに比べて『一冊の本の寿命』は実に長く、さらに『人生を変える力』をも備えていることを覚えておいてください
---とメッセージを送られたそうです (すばる望遠鏡HPより)
子どもの頃に好きだったこと、興味のあったことを研究する仕事をされている
博士の言葉だけに、子どもに手渡す本の大切さを実感します。
2007年、すばる望遠鏡のハワイ観測所のスタッフによるこの児童向けの本が出版され、
2008年夏この本が小学校高学年の読書感想文課題図書になり、
6年生の男の子が内閣総理大臣賞を受賞しました。
ニュースに興味を持った人が惹きつけられるタイトルがよく、
サブタイトルが、その答えになっていていいですね。
表紙も親しみ易い。
こういった小学校高学年から中学生向けの理系(?)の本は
読みやすく楽しくありがたいです。
もしかしたら、自分が小学生の頃手にとっても(難しそうと、まず敬遠したでしょうし)
理解できたかわかりませんが。受賞された男の子は、天文好きということですが、
すばらしいですね。
基礎知識もあまりなく、でも興味はあるという大人の私にとって、
冥王星についてはもちろん、
まず、宇宙って、地上から高さ100kmより上、
それはオーロラや流れ星の発生しているあたりからなんだとか、
その辺りからイラスト入りの説明があり、面白くわかり易ったです。
著者の布施博士は、課題図書の著者代表として、
---宇宙の研究を志すきっかけとなった図鑑は、三十数年経ったいまも研究室の書棚に並んでいます。現在はコンピュータやインターネットの時代ですが、それらに比べて『一冊の本の寿命』は実に長く、さらに『人生を変える力』をも備えていることを覚えておいてください
---とメッセージを送られたそうです (すばる望遠鏡HPより)
子どもの頃に好きだったこと、興味のあったことを研究する仕事をされている
博士の言葉だけに、子どもに手渡す本の大切さを実感します。
著者はすばる望遠鏡の研究者。
小学校高学年以上むけらしいが、半分以上は冥王星が見つかったあとの話題なので、大人でも十分読み応えがある。
太陽系が「すい・きん・ち・か・もく・ど・てん・かい・めい」ですんだのは50年以上も昔のことであって、それ以後の理論的予測と観測の進展が順に描かれていく。
太陽系の「外縁天体」を観測できるようになったのは、まだこの15年ほどだという。改めて科学の進展の加速に驚かざるをえない。
2006年に定義が決定される過程は1章をさいてかなり詳しく書かれていて、ここを読むだけでも科学の進歩を感じることができる。
子どもに対しても言葉を尽くして丁寧に話そうという著者の態度がよく伝わってくる。
この本は冥王星のニュースを受けて執筆されたもので、その直前に発行された『ようこそ宇宙の研究室へ』はより幅広く宇宙について語られているので、おすすめ。
(細かいけれども、74ページに掲載されている草案では、冥王星の衛星カロンが準惑星に含まれているが、いまのところは準惑星の衛星ということになっているらしい。)