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行動分析学入門

行動分析学入門

出版社 産業図書
著者 杉山 尚子 島宗理 佐藤方哉 リチャード・W. マロット アリア・E・マロット
発売日 1998-03-30

この本に関する書評

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Amazonレビュー

行動分析学入門の教科書です。
事例の説明も多く、行動分析学の意義や実験から得られた知識が豊富に含まれています。

ただし、行動分析学は科学的で他の心理学はそうではないなどと読めるような文章もあり、
正直鼻につくところも多いのが難点です。
また、スキナーの言語行動を批判したチョムスキーがよほど気に入らないのか
日本人の言語学者の実名を公表して一方的にバカ呼ばわりしているところもあり、
教科書であるにも関わらず、この章を執筆した行動分析家の感性を疑わざるを得ないところもあります。

そして、事例の説明も極端な成功例ばかりが載せられていて
科学者の本なのかオカルトの本なのか判断に苦しむところがあります。

行動分析学系のゼミに入った人向けの本でそもそも一般人が読むような本ではないのかもしれません。
そういったものを差し引いて読むような本だと思います。
この一冊を簡単に読めると思わない方が良いです。
ボリュームがありますし、あまりにも考えさせられることが多いです。
教育者、会社の管理職の方々、などコーチング(好きな言葉ではありませんが)やファシリテーションというスキルを身につける必要のある方々に、教本の意図する裏付けを提供する教科書だと思って下さい。
ですから、読めば読むほど考えさせられ、読みながら時間の経つのを忘れるくらいボーッと考えてしまいます。
マイケルボルダックなどが著している本に書いている一つの原点がここに書かれています。他に「行動分析学マネジメント」という本がでていますが、その本を先に読んだ方が、入りやすいかもしれませんね。
杉山さんが書かれているということで、この分野に興味のあるかたは、ライブラリに加えるべき本でしょう。行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論-1063人の収入を60日で41%アップさせた-目標達成する技術 ‾どんな目標も達成できる「成功の心理学」‾
行動分析学の新しいテーマとして取り上げられている選択理論と競争・協力理論は扱っていません。また、本の進み方はアメリカ式になっていて、事例に多くのページを割っています。確かにわかりやすいが、1ページあたりの情報の量が少なく、勉強の効率が非常に悪いです。また事例もアメリカ的に説得力を追求するため、極端的なデータや数字を多用しています。ゆえにその学問としての厳密性と普遍性に疑問を感じます。この本より、「行動の基礎」(小野浩一著)をお勧めします。
1番大切な教科書です。学問の本でないようなエピソード、その事例を行動分析で解説するという書き方で、読んでいて楽しいのです。翻訳にありがちな、浮ついたようなヒッカカル感じもなく、それも気に入っています。一般社会の行動分析から、障害児教育まで幅広い分野について扱いながら行動分析を順序だてて学習できます。ただ、とにかく字が多い、ページも多く厚いので最後まで内容を理解しながら読み進めるのは、根性がいりました。しかし基礎的な理解なら半分まで読めば何とかなるようです。好きな部分は最後のほうにある「迷信行動」について。占いなどにすぐだまされるので、本を読むたび自戒します。
応用行動分析学を専門的に学びたいと考える方におすすめの一冊です。
独学で応用行動分析学を学ぶことはたやすいことではないと思います。特に,たくさん現れる独特の用語や概念にノックアウトされてしまう方もおられるのではないかと思います。この本は,似た概念はまとめて提示され,記憶や理解が容易なような工夫がなされています。内容も基礎的なことからややアドバンスの内容まできちんと押さえてあり,その点でも十分だと思います。この本を理解された方は実験計画法などの内容の本を一読されることをおすすめします。