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田中義剛の足し算経営革命-北海道発 大ヒットの法則! (ソニー・マガジンズ新書)

田中義剛の足し算経営革命-北海道発 大ヒットの法則! (ソニー・マガジンズ新書)

出版社 ソニー・マガジンズ
著者 田中義剛
発売日 2008-06-14

この本に関する書評

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Amazonレビュー



 生キャラメルで有名になった田中さんが書いた本です。
 生キャラメルの成功までを赤裸々に書いています。10年間は赤字だった
こと。カントリー娘の事。利益が15%は無いといけない事。
 しかし、北海道からお土産を買ってきて、自分で食べて見ると、白い恋人、
マルセイバターサンドと比べると生キャラメルは満足感が少ないような気が
します。
 利益率を考えるあまり、お客さんを置いて来ているような気がします。
 これから5年後、10年後の田中さんが楽しみです。
 地方の活性化を考えている方にお勧めの一冊です。
農業を通して見た、中小企業の進むべき姿を教えてくれます。
内容は、難しいことは何も書いていませんし、
よく勉強されている方には少し物足りないかもしれません。
自社にある経営資源をもう一度見直し、その技術、製品、サービスに磨きをかけて、
競合しないマーケットを開拓することの大切さを、平易な表現で書いています。
ただ、読者が自社について問題意識を持たずに読んでいると、
田中義剛ってなかなかやるなあ・・・で終わってしまいます。
我が家の女房がデパートの北海道物産展で「生キャラメル」を買おうとしたものの、開店前には整理券配布が終わっていて、一番「生キャラメル」に近い「生キャラメル・クリーム」なるものを買ってきた。上手いのです。このクリームでパンを食べると。これは半端ではない。そう言えば本が出ていたなと思って購入。この人はもうタレントが副業と言えるほどのビジネスマンですね。クリーム同様半端ではなく。帯にはあの森永卓郎氏の「タレント本ではない」との推薦文が。本当にそう思いました。
タレント本である。
しかし彼にとってのタレント田中義剛は手段であって、本業は花畑牧場の経営者である。
この本全体に貫かれているのは、彼独自の一本筋の通った経営哲学である。
それは、大量生産・大量消費のマスマーケット食品ではなく、地方にある食材の付加価値を高め、安心と安全な食品を提供していくことを、どのようにすれば持続的なビジネスとして成り立たせる事が出来るかと言う課題に対する考え方である。
過疎対策や地方の活性化を考えている人には読んで貰いたい経営書である。
一方、花畑牧場のブランディングに田中義剛の名前は一切出さないとか、実際に商品自体はその通りであるが、これだけテレビ、雑誌、新聞等のマスメディアに取り上げられたらもう誰でも知っていることである。その意味では、タレント田中義剛が広告塔になっている宣伝効果は計り知れず、誰でもがビジネスを成功(黒字転換)出来る訳ではない。
私がここにこういうレビューを書いていること自体、彼の術中にはまった証拠である。しかし生キャラメルやカチョカヴァロを買いに北海道に行くことだけは無いようにしたいと、今は自重している。
蛇足であるが、文体は1人称「俺」の話し言葉風である。経営書としては好みの分かれるところである。
テレビではちょっとなまってて、周りの方への気配りや謙虚さのかけらもないように見える田中義剛。

でも、この本はかなりまともです。といいますか、ある商品を開発する際のブランド作り、話題性の作り方、付加価値の付け方、トータルでいうところでの儲かる商品の作り方に関するノウハウが満載です。

といいますか、ここまま赤裸々に書いてしまったら、今後の商品開発に際して自分で自分の首を絞めているのでは?と思える記述がいくらでもあります。

内容的には、自画自賛している箇所があるのですが、それが自慢っぽくなって安っぽくなるちょっと手前で踏みとどまっている点も好印象でした。