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ビジネスロードテスト 新規事業を成功に導く7つの条件

ビジネスロードテスト 新規事業を成功に導く7つの条件

出版社 英治出版
著者 ジョン・W・ムリンズ
発売日 2007-09-07

この本に関する書評

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Amazonレビュー

the7domains of attractive opportunitiesと名づけられた
フレームワークについて解説する内容で非常に読みごたえがある。

古典的な5Fなどの有名なフレームワークを、
新規事業のプランニングにフォーカスして再統合したような印象ですが、
実際にこの知識を持ってビジネスプランなどを自分で評価してみると、
意外と便利に使えるな‥という気がしています。

実務でそうした機会が多い方にはお奨めです。

ビジネスロードテスト 新規事業を成功に導く7つの条件
新規事業を企画する人にとっても、またそれを評価する人双方に役立つ本。

新規事業で見るべきポイントの全体感がまとまっており、また事例も豊富にあるため、頭にすっと入ってくる。

職場で、ハンドブックとして手元においておきたい本です。
ファイブフォース分析、3C分析、バリューチェーン分析・・・。
考え方はこれらに代表される既存経営理論と同じであり、とくに目新しい考え方ではない。

ビジネスの基本中の基本であり、最新の経営論よりも著書に紹介されている
このシンプルな考え方をしつこく回していくことこそがビジネス成功の秘訣だと思う。

ただし、シンプルであるがゆえの難しさがあり、
これだけを読んでその本質を理解することは難しいのではないかと思う。

このシンプルな考え方を自分の事業に置き換えて咀嚼し、
様々な打ち手をこの思想の元に一貫させること、
それこそが経営者や事業責任者の腕の見せ所であろう。
 本書は、アイディアを持って事業参入を目指す起業家が融資を獲得するには、
どういった考え方をする必要があるのかを示しています。しかし、もしあなたが
企業で新しい企画のために予算を引き出したいなら、またもしあなたが経営者で
新しい事業計画に着手するために銀行から融資を望むのであれば、本書から多くを
学ぶことができると思いました。

 また、あなたのアイディアははたしてモノになるのか?を、検証するツールとしても
役に立つと思います。著者はナイキやノキアなどの事例によってそのエッセンスを
示しています。私はナイキの事例を自分の業界に置き換えて現在抱えている案件の
ビジネスプランのたたき台を作ることができました。

 天は二物を与えず、と先人は上手い事を云いました。卓越したアイディアを
持っていても適切なビジネスプランを書く事が出来ず、日の目を見ない人がいます。
一方何かを創出する才に乏しく、立派なプランを立てるのに成果を出せない人もいます。
このようなケースを回避するには、両者がギャップを埋めるために、
どのような考え方をすればいいのかという道標にもなりうる著作だと感じました。
投資する側の立場としては、このロードテストをクリアしてきたような事業にこそ本当に投資したいと考える。
これから新規開業立ち上げられる方と、それを支援する方は、是非読んで貰いたい。
一つ一つの分析に目を向ければ、ベンチャーキャピタリストやコンサルタントの経験がある方は、この本に何も目新しいモノを見つけられないかもしれない。また、実際に起業し成功を収めている経営者は「何を今さら?当たり前の事だろ」と感じるかもしれない。しかし、それでも著書は読む価値がある。「起業」を取り巻く環境はあまりに曖昧で不確定な要素に満ち溢れている。(←事業計画の大半は予測である)しかし、著書はそのあいまいな環境から明確な成功条件を見事に抽出し体系化してのけている。つまり、どんな起業家が読んでも応用がきく強力ツールになっているのだ。(コンサルが用意する事業計画書の多くが著書の分析手法に沿った様式になるのも偶然ではない)
これから起業される方には、コンサルに依頼する前に、是非著書を使って事業計画書を作るだけでなく、実際にビジネスの試運転(ビジネスロードテスト)を行う事をお勧めしたい。