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真理先生

真理先生

出版社 青林工藝舎
著者 根本 敬
発売日 2009-01

この本に関する書評

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Amazonレビュー

 根本敬という人は一言で言えば、リリー・フランキーを濃くした感じの人です。なので、リリー・フランキーやみうらじゅんが好きな人なら、まあ、読んでも損はしないと思います。
 しかしまあ、何といっても帯がすごい。「第11回みうらじゅん賞受賞」とでかでかと書かれた後に、「根本敬の作品は、全てがバイブルである。」というリリー・フランキーによる帯文は、“その方面”に興味がある人なら一瞬で引き込まれてしまうであろうインパクト。
 さきほども書きましたけど、2人が好きな人、またはサブカル方面に興味がある人なら読んでみてはいかがでしょうか。
余人を持って代えがたい世界を持っている特殊漫画家ですが、文章でも早くから独自の文体を持っている人です。小説は試しに書いてみた、という感じですが、それでも面白い。漫画でもおなじみの登場人物である、吉田佐吉がいい。私は、吉田佐吉は根本世界のずれた中心であると考えているのですが、この世界はずれた中心で回っているから馬鹿馬鹿しいのだ、という普遍性を無理矢理読み取りました。
中盤に配置されている「小説」が圧巻。登場人物の「吉田」の人物描写が秀逸。
一読をお薦めします。
エッセイも読み応えあり。