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ビジネスマンのための「読書力」養成講座 (ディスカヴァー携書)

ビジネスマンのための「読書力」養成講座 (ディスカヴァー携書)

出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
著者 小宮 一慶
発売日 2008-09-15

この本に関する書評

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Amazonレビュー

著者の経験によって培われた実践的読書法を紹介した本です.
読書の方法を目的毎に5つに分けてます.といっても珍奇なものではなく,多くの人が経験的にやってきたことではないかと思います.

内容についてはなるほどそうだと思わせるところがたくさんあります.熟読すると論理的思考力が上がるといったことです.それは恐らく著者のこれまでの経験に裏打ちされているからでしょうか.よても読みやすい本です.

ただ全体的にそれぞれの読書法の説明が不十分であると感じました.例えば熟読では,「書いてあるほかのことと関連付けて理解すること」が大事だと書いてあります.なんとなくいいたいことはわかるのですが,しかしこれだけでは説明が足りない−1つにはどのくらいの深さまで理解すればいいのか述べられていないからです.例すらありません.もっと詳しく著者の考えを知りたかったのですが,残念でした.文中,熟読した本の例を幾つも挙げていますが,紹介の仕方が浅いと感じる箇所が多くありました.むしろ小数でもいいから,それぞれの本から具体的に何をどのように拾い上げ応用につなげたのか,そのような記述が欲しかったです.そのようにして初めて著者がいう「What - Why - How」を読者に示すことにつながるのではないでしょうか.

読みやすいのでなんとなく内容を理解した気になりますが,読書法の記述そのものが論理的ではなく経験的なものであるため,応用が利かずいざ実践しようとすると多くの困難に当たると思います.

最近はノウハウ、テクニック本などが人気だが表面的な薄っぺらい本が多い。難しい本はなかなか売れないらしい。読み手の思考力が低くなっているのか?ただ字面だけを追って理解したつもりになっている方も多いはずである。そういう方は本書がヒントを与えてくれることと思う。


その分野の専門家が書いた本を論理を追って自分の言葉で説明できるまで理解すること。広く深く関連付けしながら読み込む。すぐには身に付かないが身につけることができれば一生のスキルとして活躍できるはずである。
読書法の本は数あれど、読書力を養成するという視点で書かれたものは少ない。しかも、これだけ有用な本となると更に珍しい。 速度、通読、熟読、重読、の各読書法の使い分けのポイントと、その練習に適した本をすすめてくれる。 ときどき、読書が時間の無駄に感じることがあるが、いやいや読書は頭を良くし、人間性を鍛える、素晴らしい行為だと、自信を与えてくれる一冊。
読、通読1、通読2、熟読、重読といった目的にあった読み方の使い分けの重要性を今更ながら痛感した。
そして、ペンをもって読めるときや電車で立ちながら読むときに応じて読み方の違う本を2,3冊カバンに
入れておくという発想には共感し、早速行うようになった。
さらに、良書が多数紹介されており、巻末の必読書リストの中の本を現在は、上記の読み方でどんどん読んでいる。
やはり、多数の人や一流の人から評価されているいわゆる名著は、時が経っていても、なんらかの得るものがあると感じている。
小宮一慶氏の「講座」シリーズ(?)第4弾。

この人の前三作もとっても良かったけど、この読書力もすごくいい。

最近、仕事術ブームで、この読書力に関しても速読術を中心にいっぱい出ている。しかし、この本はそういった速読術の本とは全く異なり、本の読み方には、速読、通読(2種類)、熟読、重読(何回も読むこと)といった違いがあって、それぞれ重要だけど、仕事力を高めるには熟読が大切だって言っているところが違う。

たしかに速読も大切(インプットをいかに効率的にするかという点で)。でもそれが自分の能力を高めているかどうかについては全く別だ。

小宮氏も書いているように速読をできるのはある程度知識、能力がないとだめで、その知識や能力を鍛えるには熟読(じっくり他の書籍や文献を参照しながら読むこと。通読とも違う)することが必要で、論理的思考力を養うことが必要だという。

まさにその通りだと思う。

以前『本を読む本』という本を読んだが、それも同様に読書の種類について書いてあった。

自分は最近、速読が多くなって(速読ってほどではないな。)、熟読ってしていないなぁ。インプットは確かに多くなったかもしれないが、論理的な展開を楽しむような読書ができていないな。

まぁ、小説とかが多いせいもあるけど、難しい本を読まなくなったせいだ。自分を鍛えるためにも、難しい本にチャレンジしよう。